永瀬廉×吉川愛が『鬼の花嫁』で挑んだ"運命の恋" お互いの共通点は「せっかちです(笑)」
俳優
(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会
――撮影を通して、お互いの姿勢や演技に刺激を受けた瞬間はありましたか?
永瀬「段取りをやっているときに、ここがやりにくいとかこのセリフが言いづらいとか、自分の意思をちゃんと明確に伝えて、そこからどうしていくか話し合う姿を結構見ていたので。僕も今回、言わせてもらうことが多かったんですけど、お互い思ったことを言うタイプだったから、そこが嬉しかったですね。一方的に言ってしまうと相手が我慢してるのかなって思ってしまうこともあるけど、ちゃんと話し合って組み立てて、一緒に作れたのがよかったです」
――そこも似ていたんですね
永瀬「確かにそうかもしれないですね。『このセリフ、ちょっと変えてもいいですか?』みたいなのも、吉川さんも言うタイプだったから、僕も『ここもうちょっとこうしてくれる?』って言えたのがよかったです」
吉川「玲夜に助けられるシーンがとても多いのですが、その姿も私のイメージ通りの玲夜でした。それ以上に支えてくださるので、安心して柚子として飛び込めると思いました。とても助けられました」
――社交ダンスのシーンについて、インスタライブでも「足を踏んだりして大変だった」とお話されていましたが、改めて撮影を振り返っていかがでしたか?
永瀬「練習中もそうなんですけど、ステップが動きに対応しているので、どっちかが右左を逆に出しちゃうと、足を踏んだりぶつかったりする。二人で動くから、進む方向を間違えると体が離れたりもして、とても難しかったです」
――吉川さんの中では「リードしてほしいな」みたいな気持ちはありましたか?
吉川「向かう方向を全部リードしなければいけないので実は男性の方が大変なんです。さらに玲夜は台詞を言いながら動かなければいけなかったので。練習量も、私より永瀬さんの方が少なく、二人で合わせる時間も限られていたので足を踏み合ったりしましたが、本番は一発で決めていました」
永瀬「カメラ位置もあるし、玲夜の顔をここで向けたい、とか。カメラに映る方向で動かなきゃいけないですし、円を描くように動いているから、向きも含めて調整が必要で。そこが難しかったですね」
――完成したシーンを見ていかがでした?
永瀬「よかったですね。あのシーンは練習の成果が全部出る"集大成"みたいな場面で、エキストラの方もたくさんいらして、物語としても重要なんです。いろいろな要素が重なっていた分、プレッシャーもあったんですけど、それを乗り越えられましたし、純粋に嬉しかったです」
吉川「良かったと思いましたが、自分としてはもっとこうすればよかったなっていう自分の中で反省もあって。首の角度とか、先生の踊りと比べると悔しい思うところもたくさんありました。でも決められた期間の中で頑張った自分は褒めてあげたいって思います。結果として本当に素敵でした」
永瀬「偉いね。演技だとこうしたらよかったなってあるけど、社交ダンスに関しては良かったしかないからね(笑)」
――社交ダンス、ハマりそうですか?
永瀬「突き詰めていくと、本番で気持ちいい瞬間があったんですよ。それをまた味わいたいですね。一人で踊るのと全然違う感覚で、ハマるってこういうことかって明確に分かる瞬間がありました」
吉川「その"ハマった瞬間"が、二人とも一緒でした。『今のよかったよね』ってお互いに言っていて。その瞬間が忘れられないです。社交ダンスを続けている皆さんがこの気持ちよさを何回も味わっていらっしゃると思うと、いいなって思いました」
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取材・文=川崎龍也









