草なぎ剛と清原果耶が描く父娘の絆と復讐劇にほろり...小泉今日子の存在感も物語を支える映画「碁盤斬り」
俳優
演じる役の内に秘めた感情までしっかりと映し出すような表現力が魅力の草なぎ剛(※「なぎ」は正しくはゆみへんに「剪」)。近年ではトランスジェンダーとして生きる主人公を演じ、第44回日本アカデミー賞にて自身初の最優秀主演男優賞に輝いた映画「ミッドナイトスワン」(2020年)や、世界的ヒットを果たしたNetflix映画「新幹線大爆破」(2025年)で高い評価を得たことも記憶に新しい。
そんな草なぎの近年の主演作の1つが、「ミッドナイトスワン」以来、約4年ぶりに映画主演を務めた「碁盤斬り」(2024年)だ。同作は6月13日(土)に時代劇専門チャンネルで放送される。
ある濡れ衣を着せられて故郷の彦根藩を追われた上、最愛の妻も亡くした浪人の柳田格之進(草なぎ)は、今は娘・お絹(清原果耶)と2人で江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、藩を追われてもなお武士の誇りを持ち続けている格之進。かねてから嗜んでいる囲碁でも嘘偽りのない勝負を心がけており、正々堂々と生きるその実直な人柄が碁盤の上にも表れる。そんな彼の人柄は、ケチで威丈高だった両替商・萬屋源兵衛(國村隼)の心をも動かし、影響を与えていく。
そんな折、柳田は旧知の仲である藩士・梶木左門(奥野瑛太)と再会し、かつての冤罪事件と妻の死の真相を聞かされる。怒りに震えた柳田とお絹が復讐を決意して動き出そうとした矢先、格之進は源兵衛の部屋から50両を盗んだという嫌疑をかけられる。盗人の疑いをかけられるという武士にとってこの上なく屈辱的な状況の中、身の潔白を証明できない格之進は、切腹するほかないと考える。そんな父を守るため、お絹は自身が犠牲になることを決める...。











