有村架純が自然な演技力と天性の魅力で作り出した、不思議で優しい「ちひろさん」の世界

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有村架純が弁当店で働く元風俗嬢の自由な女性・ちひろを演じる
有村架純が弁当店で働く元風俗嬢の自由な女性・ちひろを演じる

さまざまな作品に出演し、多彩な演技で人々を魅了し続ける有村。そんな彼女が独特な雰囲気を醸す演技を堪能できる作品が、2023年に配信・公開された映画「ちひろさん」だ。同作は2026年6月7日(日)23:00~より日本映画専門チャンネルで放送される。

原作は『ショムニ』などのヒット作を生み出した安田弘之による同名コミックで、監督は「愛がなんだ」で恋愛における葛藤をリアルに描き出した今泉力哉が務めた。

有村は、海辺の町の弁当店「のこのこ弁当」で働く元風俗嬢・ちひろを演じている。ちひろはマイペースであっけらかんとした性格で、風俗嬢だった過去を隠すこともない。自由で、誰とでも分け隔てなく接し、それゆえに生きづらさを抱えている人たちから慕われる存在となっていく。

達観したかのようなちひろの人間性を、有村はごくごく自然な演技で体現している。冒頭、公園で猫を見つけた時は、まるで友達のように四つん這いになって話しかけ、子どもたちと一緒に鉄棒で遊んでいる時は、服がめくれるのも構わず楽しそうに笑う。

ホームレスの男性を部屋に招き風呂に入れるなど、少し意表を突くようなシーンもあるが、演技に無理がなく雰囲気も常に柔らかいため、それがちひろという女性なのだと納得できてしまう。同時に、自由でどこか不思議なちひろという人物の魅力が、じわじわと心に染み込んでくるのだ。

■ミステリアスで愛らしい...有村の魅力あふれるシーンにも注目

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