吉高由里子 ドラマ「最愛」で見せた静かな熱量と大人の色香...止まらない女優としての進化
俳優
©TBSスパークル/TBS
そんな吉高が本作で演じるのは、真田ウェルネスの代表取締役社長・真田梨央。「世界を変える100人の30代」として世間の注目を集める成功者でありながら、難病の弟・朝宮優(高橋文哉)のために新薬を開発するという目標を胸に秘めている。
しかし、梨央の運命は過去の因縁によって一変する。かつて暮らしていた岐阜・白川郷での失踪事件と、現在の連続殺人が交差。その双方に関わる重要参考人として、疑いの目を向けられることになってしまう。その渦中で、かつて互いに思いを寄せ合った刑事・宮崎大輝(松下洸平)と15年ぶりに対峙する。弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)に守られる一方で、過去の悲劇と現在の疑惑の狭間で、誰にも明かせない秘密を抱えながらも、気高く孤独に耐え忍ぶ役どころだ。
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そんな翳りのある梨央を体現した彼女の芝居は、多くの視聴者から反響を呼んだ。「何かを隠しているが、自分でも真実を掴めていない」という複雑な心理を、台詞ではなく目線の動きや表情の揺らぎによって体現してみせた演技力は、高く評価されるべきポイントだ。
中でも印象的なのは、吉高由里子の定まらない視線が醸し出す緊張感と大人の色香だ。感情を爆発させるのではなく、内側へと抑え込むような静かな演技が、梨央の中にある孤独と芯の強さをよりいっそう際立たせた。
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