北山宏光、新番組「THE WORLD BEYOND」で好奇心の先へ 「変わらないために変わり続ける」
俳優

――北山さん自身も、新しい刺激や発見を得られましたか?
「そうですね。こういう世界があるんだと知ることができました。例えば、ゴーグルをつけて3D空間の中に絵を描いたり、VRアートに触れたり。自分が知らなかったものを実際に体験できたのは楽しかったです」
――新番組「北山宏光 THE WORLD BEYOND」では、どのような北山さんの姿が見られそうでしょうか?
「今回も、僕が興味を持っていることをコンテンツとして形にしていきます。僕自身も初めて知ることが多いので、視聴者のみなさんと同じ目線で発見を楽しめる番組になるんじゃないかなと思っています。新しいことに触れるというのは、この番組を企画するうえで念頭に置いていることかもしれないですね」
――「視聴者と同じ目線で発見する」というのは、具体的にどのようなことでしょうか?
「今日のロケでは、スーツを作りに行ったんです。作ってくださる方がどんなこだわりを持っているのか、そこに至るまでにどんなルーツがあったのかを聞きました。スーツがどのように作られているのか、生地にはどんな種類があるのか。表地だけでなく裏地にもたくさんの選択肢があって、一着を作るためにこれだけ多くのことを考えるんだと知りました。普段は自分から知ろうとしなければ得られない情報を、番組を通して知ることができる。今回も、楽しみながら知識が増えていく番組になればいいなと思っています」
――「NEW WORLD」からさらにパワーアップした部分はありますか?
「パワーアップというよりは、引き続き同じコンセプトで取り組んでいる感覚ですね。少なくとも、パワーダウンすることはないと思います。『NEW WORLD』では最後に花火が上がったので、今回はどうするんだろうとは思っていますけど(笑)」

――今回も、北山さんが知りたいことや会いたい人、挑戦したいことを形にしていくと
「そうですね。それが番組のコンセプトなので、そこはあまりブレずに続けていきたいです」
――番組に限らず、北山さんはさまざまなことに挑戦し続けています。そのモチベーションの根底には、どのような思いがあるのでしょうか?
「何だろう......。現状維持があまり好きではないんだと思います。今に不満があるということではなくて、"変わらないために、変わり続ける"という感覚です。音楽活動もそうですが、時代に合わせて変化していかないと、自分が本当に変えたくないと思っている部分まで変わってしまう気がするんです。特にこの業界では、立ち止まることが停滞につながってしまうような感覚があります。だから、変わらないために変わり続けるという思いは、根底にありますね」
――その考え方は、長くこの世界で活動する中で身についたのでしょうか?
「この業界にいるからこそ、という部分はあると思います。移り変わりが早いですし、流行しているものもどんどん変わっていきますから。そこで、『自分は好きじゃないからやらない』とか、『変わるのが怖いから挑戦しない』と考えていると、時代の物差しと少しずつずれていってしまう。その姿勢に良さがある場合も、もちろんあると思います。ただ、僕には新しいものを取り入れながら、どんどん自分をバージョンアップしていくスタイルのほうが向いているのかなと思っています」
――変わり続けるためには、手放す勇気も必要ですよね
「そうですね。何かを手放すことも、きちんと選択肢として持っておく。ひとつのものに固執したり、しがみついたりせず、変わるべきものは変えて、循環させていくことが大切だと思います。一方で、自分自身のメンタルや根本にあるものは、そう簡単には変わらない。だから、いろいろなものを取り入れて、さまざまなことに挑戦しながら、変わる勇気を持って動いていくという感じですね」
――「変えたくないものがあるからこそ変えていく」とおっしゃっていました。作品作りにおいて、変わらず大切にしているものは何でしょうか?
「エンターテインメントであることですね。それが純粋なものであることも大切だと思っています。組織が大きくなれば、関わる人が増えて、物事が動くスピードも少しずつ遅くなります。もちろん、それぞれの立場や進め方の大切さもわかります。ただ、最終的にお客さんへ届けたときに、新しいものだと感じてもらい、楽しんでもらうことは変わらず大切にしたいです。そのためには、アプローチの仕方や情報の取り入れ方は変えてもいい。『こうでなければならない』と決めつける必要はないんじゃないかと思っています」









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