東京ヤクルト青木宣親が「スカパー!サヨナラ賞」自身プロ入り初代打サヨナラ本塁打

セ・リーグ 東京ヤクルトスワローズ 青木宣親選手が、3、4月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

4月6日、神宮球場で行なわれた対中日ドラゴンズ2回戦、3対3と同点で迎えた終了目前の、延長12回裏2死。代打で登場したのは青木選手。すると、左中間へ2号ソロを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。これが自身プロ入り初の代打サヨナラ本塁打だった。

インタビューに答える青木選手

――3、4月度の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想を。

「このような素晴らしい賞が受賞できて本当に嬉しいです」

――試合から1ヶ月経っていますが、その時を振り返って。どんな気持ちで打席に立った?

「あとがない状況の中で、あの展開でみんな粘って。同点で自分の打席になったんで、最後は自分で決めたいという気持ちで臨みましたね。(本塁打は)狙っていたんですけど、実際に入ったときは本当にビックリしました」

――ホームインする時は大きくヘルメットを投げて、チームメイトから祝福を受けました。

「自分も凄く興奮しました。サヨナラホームランなんて、なかなか無いことですから。みんなが粘ってくれた結果ですね」

――シーズンまだまだ続いていくが、自身はどのような役割を?

「チームが勝つことだけを考えながらプレーをするだけですね」

――試合前、モチベーションを上げることは?

「ジャンルを問わず、邦楽、洋楽と幅広く音楽を聴くことですね」

――因みに、最近のお気に入りの曲は?

「タイトルはよく知らないんですが、クラブミュージックのようなものが良いですね。ほとんど毎日試合があるので、試合での気持ちの上げ方大切だと思います。テンションが上がるような曲をなるべくチョイスして聴いていますね」

――現在のチームの雰囲気は?

「怪我人が多い中でもチーム一丸となって戦っている。最後まで分からない試合展開まで持っていけてますね。去年に比べて浮き沈みが少ないような気がします。すごく安定した状態で試合をやれています」

――そんな中、チーム内でムードメーカーはいますか?

「いま足を怪我しているんですけど、上田(剛史)じゃないですかね。よくベンチから声を出して盛り上げてくれています」

――オフでのリラックス方法は?

「子供と一緒にいることかな。なるべく家にいるときには子供と接してあげるようにしています。最近は一番下の子も野球に興味が出てきたので、公園で一緒にキャッチボールしたりしてますね」

――最後に、試合を見ていたファンにメッセージを。

「延長12回だったんで、本当に最後の最後で自分が決められたのは嬉しく思いますし、12回まで見てくださったファンの皆さんの前で決められ良かったです」

トロフィーを受け取る青木選手

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー! 」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。
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