波乱の試合に終止符 ロッテ・清田育宏 野球人生初の劇的弾に「スカパー!サヨナラ賞」

サヨナラ賞を受賞した清田育宏選手
サヨナラ賞を受賞した清田育宏選手

パ・リーグ千葉ロッテマリーンズ清田育宏選手が、8月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

8月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた福岡ソフトバンクホークスとの16回戦、ロッテは先発の岩下投手が怪我で緊急降板するも、何とかリードを守って迎えた8回、唐川投手がデスパイネ選手に痛恨の同点ホームランを浴び、試合は延長戦に突入する。そして迎えた延長11回裏、1アウト1塁の場面で、打席には清田選手。松田遼投手から放った打球はレフトスタンドに飛び込むサヨナラ2ランホームラン。7投手の継投で粘りを見せたチームを勝率5割復帰に導いた。
清田選手は長い野球人生の中でも初のサヨナラホームラン。スカパー!サヨナラ賞は2018年5月度以来、2度目の受賞となった。

――8月度の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想を。

「この度、選んでいただき、本当にありがとうございました。僕は、小学校2年生から野球を始め、今までサヨナラホームランは打ったことがなくて、打った瞬間のことは、すごく覚えています。それを、こういうスカパー!サヨナラ賞という賞に選んでいただいたことは、とても光栄に思います。これからもまた、ああいうホームランを打てるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」

――あらためてサヨナラの場面に立った時の気持ちを振り返って。

「あの時はもう後ろに繋ぐっていう気持ちの方が強くて、チームもやっぱり一試合一試合すごく大事に戦っていますし、その結果ホームランになって勝てた、まずチームが勝てたことが、僕の中ではすごく良いことだなと思いますし、それが結果、こういう賞もいただいて、僕にとっても、チームにとってもすごく良い賞だった、良い一打だったなと思います」

――直前には、ベンチでサヨナラホームランを予告するような発言があった?

「いやいや、「人生で打ったことないんだよな」って、後ろでちょっと話していて、それが次の打席で出たってことは、やっぱり言葉にすることって大事だなっていうのは、すごく思いました」

――今回が2度目の受賞。サヨナラの場面で打席に立つ際に心がけていることは?

「今年は最初スタメンではなくて、良いところで代打で出させてもらっていたので、そういう経験が、スタメンでもサヨナラの場面で生きていると思いますし、緊張というよりかは、ここで打って自分がヒーローになるって思いながら、打席には立っています」

――チャンスに強い印象だが?

「チャンスの時こそ思い切り振らないというか、三振をしないために、前に飛ばすために、どうやって打席に入るかっていうことを考えながら、打席に立っています。代打でチャンスで出た時に三振っていうのは、一番ベンチの期待に応えられていないなと思うので、そこでは何とか2ストライク追い込まれるまでは、しっかり自分の待った球を振れるように準備をしていますけど、追い込まれてからは、少し言い方は悪いんですけど、当てにいくというか、前に飛ばすっていうことを、すごく意識しています。2アウトでも前に飛ばすことによって、守備の方がエラーをする可能性もありますし、それが間を抜けてヒットになってくれる可能性もあるので、やっぱり前に飛ばすことは、すごく大事かなと思います」

――スタメンと代打では、打席に立つ時のプレッシャーは違う?

「スタメンで出た時は、必ず3打席から4打席あるので、その流れのまま打席に入れるんですけど、代打っていうのは、試合が始まって延長12回、4時間くらいやっている中、後ろでストレッチとかをしながら、準備をしたり緊張したり、1回休めて緊張して、また休めてみたいなことが続くので、疲れる部分もありますし、代打のチャンスの方が、やはり緊張はしますね」

――今シーズンは2015年以来の2ケタホームラン。好調の要因は?

「オフに、トレーニング、ランニングをしっかりやってきたので、それが1年間こうやって怪我なく、やれている要因かなと思います」

――体重もかなり絞れた?

「体重は2、3キロ落としてキャンプに入り、1年間通してのウエイトトレーニングも初めてやったので、そのおかげで今こうやって怪我なくやれているのかなと思います」

――最終的にホームランは何本まで狙っている?

「どうですかね...。ホームランを打つ選手じゃないと自分で思っているので、ホームランを打つと次の打席とか、ちょっと感覚が残ってしまってあまり良くないので、しっかり右方向に強い打球を打てるようにやっていきたいなと思います」

トロフィーを受け取る清田選手

――今シーズンの目標、狙っている記録は?

「1年間怪我をしないで1軍でチームの戦力になるっていうことを目標に今シーズン入りまして、それは今のところ怪我もなくやれていますし、出来ているのかなと思います。チームとしては優勝するというのが目標なので、可能性ある限り全力で戦いたいなと思います」

――ファンの応援でテンションが上がる瞬間は、どんな時?

「スタメンでも代打でもそうですし、ネクストバッターズサークルからバッターボックスに入る瞬間っていうのは、本当にすごく声援が聞こえてきて鳥肌が立つ時もありますし、「もうここで結果残してやろう」って気持ちにもなりますね」

――ファンが歌う応援歌は、選手にも届いている?

「僕はすごく聞こえますね。余裕を持って打席に入れている時っていうのは、声援もそうですし、応援歌もすごく聞こえてくるので、すごく力になります」

――シーズンも残り少なく、CS争いも続いているが、意気込みを。

「とても大事な試合が続きますし、1年間優勝っていう目標を掲げてチームで戦ってきたんですけども、もう今の時点ではちょっと優勝は難しいので、CSに出て、もう一度日本一になるっていう目標を皆で掲げながらやっているので、一戦一戦、しっかりと戦いながら一試合でも多く、ヒーローになれるように頑張りたいなと思います」

――最後に。スカパー!で試合終了まで視聴し、応援しているファンの方に向けてメッセージを。

「千葉ロッテマリーンズのファンの皆様、本当にいつも熱いご声援をありがとうございます。ああいう場面で打った時のファンの皆様の歓声は、僕の野球人生の中で絶対に忘れない応援です。これからも、ああいう場面で良い一打を打てるように努力して、頑張っていきたいと思いますので、これから応援よろしくお願いします」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー! 」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。
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