戸川健太が柏の練習を取材。リーグ中断はポジティブな要素も...？

3月6日放送のサッカー情報番組「スカサカ！ライブ」＃141では、ゲストに名良橋晃と戸川健太を招へい。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、Jリーグの開催が中断されている中、戸川が柏の練習場で取材を行った。

今シーズンはルヴァンカップ、リーグ戦と2連勝を飾り、好スタートを切った柏。良い流れを掴んでいる中での中断となり、出鼻を挫かれる形となった。しかし、主将の大谷秀和は「チームメイトと話していても、今の状況では仕方ないという意見が多い。再開に向けて良い準備をしたい」と前向きな姿勢を見せた。

柏は、シーズン開幕前に行われた親善試合で中村航輔が負傷。さらに、リーグ開幕戦の札幌戦では、瀬川祐輔、染谷悠太、キム・スンギュの3選手がいずれも負傷交代となった。チームには怪我人が続出しているが、戸川は「怪我人のリカバリーに時間を当てられるので、中断はそこまで悪いことではないのでは」とポジティブな意見を述べた。

練習では、連動してボールを奪う守備や、奪われた後の切り替えのスピードを意識。ルヴァンカップのG大阪戦では、奪われた後に前線から素早くプレッシャーを掛けることで、カウンターでの得点に繋がった。クリスティアーノは「状況や相手に関係なく、良い形で守ってカウンターに転じるサッカーをやっていきたい」と守備の意識を高めている。

今シーズンは、キム・スンギュや神谷優太、大南拓磨など、即戦力クラスの選手を補強。番組MCの岩政大樹は「各ポジションの競争率が高い中で、調子の良い選手を使っている」とネルシーニョ監督の起用法を分析。この競争の厳しさが、チームを活性化させているようだ。

2011年には、J2から昇格1年目ながら優勝を果たした柏。今シーズンはその再現が期待されるが、大谷は「自分たちはやるべきことをやるだけ。ただ、2011年と同じように開幕から結果が出ているので、自信にはなる」と意気込みを語った。

毎週金曜日21:00〜生放送されているサッカー情報番組「スカサカ！ライブ」。次回は3月13日(金)21:00〜放送スタートの予定となっている。

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