椎名林檎 デビュー20周年記念! 過去に見せた圧巻のステージパフォーマンスが復活

椎名林檎「(生)林檎博 '14-年女の逆襲-」
椎名林檎「(生)林檎博 '14-年女の逆襲-」

2018年5月にデビュー20周年を迎えた椎名林檎。デビュー以来、持ち前の強烈な個性を発揮した楽曲でスターダムにのしあがり、日本を代表するアーティストとしての地位を確かなものとしている。

■椎名林檎 デビュー20周年を記念

フジテレビTWOでは彼女のデビュー20周年を記念して、これまでに過去のライブ映像8タイトルを2018年12月より毎月2作品ずつノーカットで日本初放送&同時配信。その最後を飾る3月は、31日(日)20時より「党大会 平成二十五年神山町大会」と 「(生)林檎博'14 -年女の逆襲-」が3時間30分にわたって放送される。

2012年に約8年間活動していた東京事変を解散するなど、2013年は活動の転換期でもあった。5月27日のデビュー15周年記念日には、バンド解散後初シングルとなる「いろはにほへと/孤独のあかつき」をリリースしていることは、新たな門出を象徴する出来事といえる。

■代表曲「カーネーション」「罪と罰」などを披露

椎名林檎「党大会 平成二十五年神山町大会」

photo:川嶋真理/黒猫堂

そうしたなか、2013年11月18日からBunkamuraオーチャードホールで計5日間開催されたのが、デビュー15周年記念コンサート「党大会 平成二十五年神山町大会」。これは彼女にとって5年ぶりの単独公演であり、今回放送されるのは千秋楽となる26日の模様だ。当日は「いろはにほへと/孤独のあかつき」をはじめ、「カーネーション」や「罪と罰」といった当時の彼女の代表曲をアコースティックに編成。しっとりと歌い上げる円熟味が漂うパフォーマンスで観客を虜にしている。

■「(生)林檎博'14 -年女の逆襲-」では、『日出処』収録曲などを演奏

一方、「(生)林檎博'14 -年女の逆襲-」は、2014年に開催されたアリーナ・ツアーより12月10日大阪城ホール公演の模様を完全収録した作品。「党大会 平成二十五年神山町大会」とは打って変わって、電子楽器、管弦楽器、ダンサーなど総勢37名からなる"The Mighty Galactic Empire"(銀河帝国軍楽団)を従えた椎名によって、痛快かつ上質なエンタテインメントショーが繰り広げられた。セットリストには、『日出処』や『逆輸入 〜港湾局〜』の収録曲を中心にセレクトされるなか、2003年の3rdアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』に収録された「葬列」がソロライブで初披露された。

そんなライブを経た翌年、2015年には、配信限定を除き、現時点で最後のシングルとなる両A面の「長く短い祭/神様、仏様」をリリース。「長く短い祭」は元東京事変のギタリスト・浮雲とのデュエット曲で、ブラジルミュージックを取り入れたポップなダンスチューンとなっている。

まもなく20周年を終え、次のステージへと進む椎名林檎。その前に、過去の映像作品をじっくりと楽しんで、彼女のメモリアルイヤーを共に祝福したい。

文=安藤康之

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放送情報

椎名林檎デビュー20周年企画 #7 「党大会 平成二十五年神山町大会」【2013年】
放送日時:2019年3月31日(日)20:00~
椎名林檎デビュー20周年企画 #8 「(生)林檎博’14-年女の逆襲-」【2014年】
放送日時:2019年3月31日(日)21:40~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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