新体制で再始動！FUNKY MONKEY BΛBY'Sが武道館ライブにかける思いとは？

2013年の解散から8年、ファンキー加藤とモン吉の2MC編成という新体制で2021年に再始動したFUNKY MONKEY BΛBY'S。9月22日(水)にニューシングル「エール」をリリースし、10月1日(金)にはFUNKY MONKEY BΛBY'Sとして初のワンマンライブを日本武道館で開催する。MUSIC ON! TV（エムオン!）では、そんな彼らを9月から3ヶ月連続で大特集している。今回、FUNKY MONKEY BΛBY'Sの2人にインタビューを行い、ライブにかける思いなどを聞いた。

――再始動のきっかけについてお聞かせください。

ファンキー加藤「ひとつの大きなきっかけとしては、今年3月にTBSで放送された『音楽の日』という番組ですね。結構早い段階から『一夜限りでいいのでファンモンで出演していただけませんか』というオファーをいただいていまして。僕なんかはすごく悩んでしまったんですけど、何ヶ月も考えた末に受けさせていただきました。その後、リハーサルや打ち合わせで(モン吉と)顔を合わせて、いろんな話をしていくなかで『せっかくこうやっていただいた機会なので、今後も二人で活動してみようか？』みたいな感じになりました。『音楽の日』のためにリハーサルスタジオに入って、そこで『この感じ、懐かしいな』と思ったのがきっかけです」

モン吉「僕は復活といった話が有れば、またやってみたいなと思っていたので、そういうお話をいただいた時は嬉しかったですね。『いいきっかけだな』と思いました」

――今回のエムオン!で、過去のライブなども放送されることについてのご感想をお聞かせください。

モン吉「エムオン!さんはデビュー当初からずっとお世話になっている、縁の深いチャンネルです。今回も通常ならばあり得ないくらいの形でフィーチャーしてくださって、感謝しかないですね」

ファンキー加藤「デビュー当時、他の媒体さんがなかなか僕らに振り向いてくれない中で、エムオン!さんだけはずっと向き合ってくださっていたんですよね。だから、東京ドーム公演の最終日も、ずっとお世話になっているエムオン!さんでオンエアしていただきたいな、と思いましたし、特別番組で占い師のところへ行ったりなど、おもしろい企画もいろいろやってくださいました。今回の3ヵ月連続放送も本当に感謝していますし、地元みたいな温もりをエムオン!さんには感じております(笑)」

――特集第一弾としてニューシングル「エール」の制作現場に密着した撮り下ろしのオリジナル番組が放送されます。

モン吉「最初はスタジオにカメラが入っていることに慣れていなかったですけど、そのうち段々、いるのが普通になってきた感じですね」

加藤「スポットライトが当たっていない時の2人って、めちゃくちゃ地味なんですよ(笑)。なので番組として成り立っているか、めちゃくちゃ不安で、カメラ回っている時に『ここで揉めた方がいいのかな』とか『トラブル的なことを何か起こした方がいいのかな』とか、せっかく密着してくださっているのに何も起きないのは申し訳ないな、というのが気になっていましたね。でも、それがありのままの僕らなのでしょうがないですよね(笑)」

――新体制として初となるワンマンライブ、日本武道館公演への意気込みをお聞かせください。

モン吉「武道館はミュージシャンみんなが憧れる所ですし、パワースポット的な後押しがあるというか、ランナーズハイならぬラッパーズハイ的なものを前回の公演で感じたんですよ。歌っても何しても疲れないという不思議な感覚に入れたので、またそうなれたらいいな、という思いがあります。久々のライブなので不安半分、楽しみ半分というところですね」

ファンキー加藤「多分、10月の武道館が終わったら年内にライブは1本あるかないかという状況で、かつ特別な場所ということもあるので、すごく気合いが入っています。やる気に満ちあふれているというか。早く武道館ライブの日になって欲しいなって思いますね。早くステージに立ちたいです！」

――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

モン吉「(今回の番組では)楽曲制作の時の暗い2人が見られます(笑)。ライブとレコーディングという"ファンモンの光と影"を楽しんでいただければと思います！」

ファンキー加藤「過去のライブも放送していただけるということで、どれだけ老け込んだかがバレてしまうというのもあるんですけど(笑)。おそらくファンモンと共に大人になった方々もいると思うので、気持ち的には同窓会みたいな感じですね。肩組んで『オレらも年取ったよな～』『年取るのもそんなに悪くないよな！』という気持ちでお届けします。ぜひ楽しんでください！」

文＝中村実香　撮影＝皆藤健治

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