「マイ・デーモン」とは一変！ソン・ガンを世界的スターへと押し上げた「Sweet Home －俺と世界の絶望－」シーズン2の衝撃

やがてヒョンス自身も感染し怪物化する中で、"特殊感染者"と呼ばれる半分人間・半物怪物という状態を維持し、特異なパワーを発揮していく。

何とかグリーンホームを生きて脱出し、軍によって安全キャンプへと移送された"その後"が描かれるシーズン2では、更に拡大したパンデミックが展開。特殊守護部隊が配属されたスタジアムが生存者たちの新たな拠点となる一方で、半怪物のヒョンスは軍に捕らえられ、ワクチンを開発するイム博士(オ・ジョンセ)が率いる特殊災害基地に隔離されていた。

ありとあらゆる手段を尽くして怪物に対抗する生存者に対し、進化を遂げてより脅威を増していく怪物たち。そんな中で人間の理性を保つと同時に怪物でもあるヒョンスの"立ち位置"が、非常に大きな意味を持つシーズン2。「君が世界の救世主なのか？」と問われるシーンもあり、"特殊感染者"としてどう在るべきかという葛藤にフォーカスが当てられている。

その一方で、超人的な能力を持つヒョンスの闘いは更に壮絶なものに。目を覆いたくなるグロ描写も健在で、全身血まみれ＆傷だらけのヒョンスを取り巻くドラマは凄まじいの一言。その強烈なビジュアルには、ロマンス作品でしかソン・ガンを知らないファンは驚かされること必至だ。

役者として大きなチャレンジとなったヒョンス役によって、更なる飛躍を遂げたソン・ガン。「Sweet Home －俺と世界の絶望」は既にシーズン3の制作も決まっているだけに、世界的なムーブメントに乗り遅れることなく早々にチェックしておきたい。

文＝HOMINIS編集部

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