ヨ・ジングが「時代劇の申し子」たる所以とは...?子役時代の代表作「太陽を抱く月」など、時代劇の出演キャリアを生かした異色の歴史トークバラエティ
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「子どもの頃、読んでも怒られない唯一の漫画だった」という、自分にとっての「三国志」のイメージを率直に明かす一方で、進行役を担うチェ・テソンからの質問には、当時の人々の気持ちを慮り、言葉を選びながら自らの見解を語っていく。
そうかと思えば、「三国志」で最も名が知られている劉備・関羽・張飛の人物像を掘り下げる第1話では、"桃園の誓い"についての斬新すぎる解釈に、思わず笑い声をあげて等身大のリアクションを見せるなど、随所でジングの誠実で飾らない人となりが顔を出す。

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また、「太陽を抱く月」で自身が演じたイ・フォン役と同じように、異母兄弟が並び立つ朝廷の世継ぎ問題に話が及んだ際には、「これは大変だ...」と漏らし、「私は子どもの頃から時代劇に出ています。母親が違う兄弟というのは...血を見ることになりますよ」と力説する場面も。「正室の子と、側室の子、どちらを(王に)選ぶべきか?」という議論には、「幼い方の子どもを選ぶ。数年でも長く教育できた方がいいです」と、説得力たっぷりに語るジングの姿には、専門家からも感嘆の声があがっていた。

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さらに"桃園の誓い"の言葉をはじめ、ジングの"イケボ"で読み上げられるセリフの数々は、聞き取りやすく、もう少し長尺で聞いていたいと思うほど。物語の本質を掴む理解力の高さは、さすが天才子役として幼少期から活躍してきただけあって驚くほどの勘の良さだ。知れば知るほど知的好奇心を掻き立てられる、「三国志」の奥深さはもちろん、随所で飛び出す彼の人柄にも注目してみてほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
シーン三国志
放送日時:2025年7月19日(土)10:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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