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「天国の階段」(2003年)などの大ヒットドラマで第1次韓流ブームを牽引したトップスター、クォン・サンウ。長年"涙の貴公子"としてファンを魅了してきた彼は、近年そのイメージを打ち破り、新たな魅力を開花させている。映画「探偵なふたり」シリーズ(2015年、2018年)や「ヒットマン エージェント:ジュン」(2020年)などで見せた、親しみやすくもどこか抜けている三枚目のキャラクターは、彼の卓越したコメディセンスを証明するものだ。今や彼は、シリアスから笑いを誘うコミカルな役までを自在に行き来する、韓国エンターテインメント界に欠かせない実力派俳優として確固たる地位を築いている。
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そんな彼が、これまでのキャリアの集大成とも言える"等身大のおっさん"をリアルに熱演し、話題を呼んでいるのが痛快ヒューマンコメディ「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」だ。
主人公は、名門大学を卒業して大企業に勤め、勝ち組のエリート人生を信じて疑わなかった40代の男。しかし、ある日突然リストラを言い渡されたことで人生は一変する。再起を図り退職金をつぎ込んで株式投資に手を出せば株価は暴落して大損失。追い打ちをかけるように住宅価格は高騰し、加齢に伴う身体的な衰えまで実感するなど、悲惨な状況に陥っていく。本作は、株価暴落、不動産問題、リストラといった、現代の大人たちが直面しうるリアルな"危機(X)"の連続を、ユーモアと風刺を交えて軽快に描き出している。











