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本作でクォン・サンウが演じるのは、人生のどん底に突き落とされた主人公、ユン・デウク(通称:おっさん)だ。これまでのスタイリッシュなイメージをかなぐり捨て、円形脱毛症に悩んだり、妻の顔色をうかがいながら右往左往したりと、哀愁漂う中年男性の姿を体当たりで演じている。かつてのエリート意識を捨てきれず、次々と起こる不運に翻弄されて情けない姿を晒すデウクだが、どこか憎めない愛嬌があり、思わず応援したくなる魅力を放っている。
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そんな彼が新たな挑戦の場として選んだのは、スタートアップ企業<ルシド>。若者世代とのジェネレーションギャップに戸惑いながらも、泥臭く奮闘する不器用な姿は、見る者に深い共感と勇気を与えてくれる。どんなに悲惨な状況でも決して絶望せず、人生の第2幕をあきらめることなく這い上がろうとする姿こそが本作最大の魅力であり、俳優クォン・サンウの真骨頂だ。











