長尺のキスシーンも!天才子役と言われたユ・スンホが体現する大人の色気溢れるロマンス演技

「花が咲けば、月を想い」
「花が咲けば、月を想い」

2000年、韓国で"カシコギ・シンドローム"という社会現象を巻き起こし、日本で「グッドライフ」として連続ドラマ化もされた「カシコギ 父と子が過ごしたかけがえのない日々」で俳優デビューを飾ったユ・スンホ。当時7歳で"天才子役"や"国民の弟"と呼ばれ人気を得てきた彼も今年8月には29歳。近年ではその凛々しい顔立ちもさらに精悍さを増し、主演ドラマを重ねるなど着実にキャリアを築き上げている。

ユ・スンホの約4年ぶりとなる時代劇「花が咲けば、月を想い」
ユ・スンホの約4年ぶりとなる時代劇「花が咲けば、月を想い」

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大ヒット時代劇「善徳女王」(2009年)以降、子役を卒業し、時代劇にも数多く出演してきたスンホは、最近ではロマンス時代劇「花が咲けば、月を想い」に主演。時代劇ドラマ初挑戦となったイ・ヘリ(Girl‛s Day)演じるヒロインとの、ピュアな恋模様が話題を呼んだ。

約4年ぶりの時代劇となる本作でスンホが演じているのは、役人の不正を取り締まる司憲府(サホンブ)の厳格な監察官・ヨン。禁酒令が布かれた朝鮮王朝時代を背景に、密造酒を取り締まるヨンと、家が没落し借金返済のために酒の密造で生きるヒロイン・ロソ(イ・ヘリ)という正反対の立場にある2人が恋に落ちていく姿を描く。

「花が咲けば、月を想い」
「花が咲けば、月を想い」

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天才子役の名をほしいままにしてきたスンホは、「悲しき恋歌」(2005年)ではクォン・サンウ、「太王四神記」(2007年)ではペ・ヨンジュンと、日本でも大人気だった韓流スターの幼少期をそれぞれ演じたことでも広く知られている。

その後、のちの新羅第29代王・武列王となる金春秋を好演した「善徳女王」(2009年)や、チ・チャンウク演じる主人公とやがて対立していく親友に扮したアクション時代劇「ペク・ドンス」(2011年)に出演。華麗なアクションと共に、友情と信念の間で揺れ動く切ない感情を表現し、注目を集めた。

2014年末には兵役義務も終え、除隊後は映画『朝鮮魔術師』(2015年)や、INFINITEのエルことキム・ミョンスとの共演でも話題を呼んだ「仮面の王 イ・ソン」(2017年)などシリアスな時代劇にも相次いで出演。子役のイメージからは完全に脱却し、過酷な運命と対峙していく主人公を見事に演じ切った。

「花が咲けば、月を想い」
「花が咲けば、月を想い」

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「花が咲けば、月を想い」は、そうしたキャリアを重ね、30代目前となったスンホの最新時代劇。人にも自分にも厳しい原則主義者だったヨンが、自由奔放で柔軟な考え方を持ち、何よりも自分のためにたくましく生きるロソと出会ったことで、少しずつ変貌を遂げていく...。性格が真逆の2人のやり取りは、肩肘張らずに楽しめるコミカルさもあり、好感度抜群だ。

特に、生真面目で正義感溢れるヨンのキャラクターは魅力的。市場で言いがかりをつけられていたロソを男らしく助ける一方で、負けん気の強い彼女に言い負かされっぱなしでタジタジ...と、ロマンスものに不可欠なギャップもしっかり備えている。

「花が咲けば、月を想い」
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そんな2人がぶつかり合いながらも少しずつ絆を結んでいく展開はまさにラブコメの王道で、好きの感情がダダ漏れなのになかなか素直になれない2人の姿は胸キュン必至。自ら身を引こうとするロソをヨンが引き留め、思いを伝えるシーンでは、1分にわたる情熱的なキスシーンも披露。大人の魅力を見せつけている。

"国民の弟"から大人の色気を発する主演俳優へと脱皮を遂げたスンホ。そんな彼の包容力溢れる演技を「花が咲けば、月を想い」でぜひ堪能してほしい。

文=酒寄美智子

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放送情報

「花が咲けば、月を想い」第1話無料先行放送
放送日時:2022年7月15日(金)21:05~
「花が咲けば、月を想い」8月レギュラー放送
放送日時:2022年8月20日(土)23:30~
※8月27日(土)以降は毎週(土)20:00~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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