声優陣や舞台を中心に活躍する俳優陣が出演し、"大まかな世界観"と"舞台上で起こるいくつかの出来事"、その2つが決められている以外は出演者の役もセリフも、全てがアドリブで紡がれる舞台劇「AD-LIVE(アドリブ) 」。今年で15周年を迎える本作では、一般公募で集められた様々な言葉「アドリブワード」をセリフに導入しながら物語を紡いでいく。今回は、総合プロデューサーでもあり、全公演に出演する声優・鈴村健一にインタビューを行い、公演にかける思いなどを聞いた。
※インタビュー本文は東京公演前に取材したものです
――今年で15周年を迎える「AD-LIVE」ですが、振り返ってみていかがですか?
「15年間、続けられていることに感謝しています。でも、あまり実感がなくて、足元だけを見ながら一歩一歩歩いていたら、景色の良い山頂に辿り着いたって感じです。毎年決まっているのは"90分程度の即興劇"ということだけで、それ以外は世界観や構造など毎回変えていますから、とにかく必死で作品作りしてきたんですよね。まだ名前の決めずに開催していた『即興劇』企画から、『AD-LIVE』という名前にして心機一転。どんな出演者でも参加できる仕組みを整えてからはいろいろな声優さんに出てもらえるようになって、勇気を出して大きな企画にするために舵を切ってよかったなぁというのはすごく感じています」
――「AD-LIVE 2023」のテーマは「運命のやりなおし」ですが、このテーマに決めた経緯は?
公演情報
AD-LIVE 2023
東京公演:2023年8月26日(土)、27日(日)
大阪公演:2023年9月23日(土)、24日(日)
東京特別公演:2023年11月11日(土)、12日(日)
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