ジョジョ岸辺露伴役・櫻井孝宏内山昂輝の告白に衝撃!

写真左から、内山昂輝、櫻井孝宏、高橋広樹
写真左から、内山昂輝、櫻井孝宏、高橋広樹

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する漫画家・岸辺露伴を主人公にしたスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」。その新作OVAが制作され、全国6都市で上映するイベントが3月まで開催されている。イベント初日となる12月8日に行われた東京・昼公演には、岸辺露伴役の櫻井孝宏、若い男役の高橋広樹、橋本陽馬役の内山昂輝が登壇した。

今作は、トレーニングに没頭する男と露伴がささいなことから始めた勝負を描く「ザ・ラン」と、イタリアの教会で露伴が聞いたある告白にまつわる体験を描いた「懺悔室」の2編。上映後にグッズTシャツを着て登壇した3人は、「僕らもこっちで見たかったよね」と大きなスクリーンで見られなかったことを残念がると、今作はOVA作品だが使われている音源は劇場版と同じクオリティーで設定されていたことが明かされた。

「ジョジョの奇妙な冒険」を知るきっかけとなった作品についてゲストに聞く恒例の質問が飛び出すと、内山は「ファンの方々の前で気が引けるんですけど」と前置きを入れつつ、「全然知らなくて」と告白。さらに、原作者・荒木飛呂彦がジョジョより前に手掛けた「バオー来訪者」の主人公をゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」で担当していたことを明かし、櫻井をうらやましがらせた。

上映された作品に話が移り、「懺悔室」に出演した高橋の演技を「プロのお仕事を見せていただきました」と櫻井が絶賛。しかし、高橋は収録時にジョジョ特有のセリフ回しの洗礼を受けたことを明かし、「~じゃあないか」の「あ」をしっかりと発音するように原作者の荒木先生から指導を受けたことを明かし、「かなり強調しながらアフレコに取り組みました」と振り返った。

一方、「ザ・ラン」は「露伴以上に汗をかきました」と櫻井。出演した内山も「息切れをしながら、露伴にプレッシャーをかけていくのが大変でした」と語り、キャラクターについては「一見、カッコイイ普通の青年なんですけど、恋人との会話からどんどんおかしくなっていく様子が描かれているので、そこに怖さを感じてもらえれば」と思いながら演じていたことを打ち明けた。

怖さに関しては櫻井も「ホラー映画を見ているような気分ですよね」と共感すると、内山の収録現場での様子について「普段からクールで真顔だから、橋本陽馬に近い雰囲気がありました」と吐露。それを聞いた内山は「そうかもしれません」と言いながら、会場の笑いを誘った。

最後に、内山は「皆さまの愛が迫ってきて、期待されているシリーズなんだな」と感じたことを明かし、高橋は「作品が皆さまのお手元に届くまで、保育器の中から出てくる赤ちゃんを、もうしばらくお待ちいただいて、愛を注いであげてください」と独特の表現でコメント。6都市を回るイベントは初めてと語った櫻井は「東京が初回でしたが、行く先々でこのツアーも、どんどん新しいものを作り上げていきたい」と語り、イベントを締めくくった。

文=永田正雄

この記事の全ての画像を見る

放送情報

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない ※放送中
放送日時:2020年1月11日(土)22:00~
※毎週(土)22:00~
チャンネル:アニマックス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物