神谷浩史が歌声とダンスで魅了!ファンへの愛情と感謝を詰め込んだツアー最終公演

「進撃の巨人」のリヴァイ役や「夏目友人帳」の夏目貴志役などで知られる人気声優・神谷浩史。アーティスト活動も精力的に行っている彼の5年ぶりとなるライブツアー「Kiramune Presents Hiroshi Kamiya LIVE TOUR 2021 "Sunny Box"」の最終公演が9月19日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。

この日を待ち望んでいたファンたちが、神谷のKiramuneでのメンバーカラーである、紫のペンライトで会場を染める中、柔らかい笑みを浮かべた神谷がクレーンに乗って登場。「"Sunny Box"最終日、始まるよ!」という力強い掛け声とともに、ファンへの愛情がこもった歌詞が印象的な曲「Precious Moments」で、この日のライブはスタートした。

終始、客席に向かって笑顔で手を振り続ける神谷は「BRAND NEW WAY」「虹色蝶々」でも優しい歌声を聴かせる。この日最初のMCでは「本当は去年やるはずだったんですけど、いろいろなことがありまして...。1年お待たせしましたので、その分、皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思います」とあいさつ。「もう一回、夏を呼び込んじゃおうぜ!」という掛け声とともにパーティーチューンの「VIVA LA FESTA!!」「ハレバレハート」を披露。神谷がホーンセクションやダンサーと見せた楽しいダンスに、会場も一気にヒートアップした。

「まあるい気持ち」「Summer Storm」でも、ダンスを交えながら多彩な楽曲の世界をステージで表現していく神谷。「Chuuu!!!」ではステージ上に現れた赤いバラを手に、恋に落ちた男の苦悩をドラマチックに演じた。続くMCでは、10年超のアーティスト活動を振り返り、素晴らしい楽曲たちに恵まれたと語った神谷。その後、メロウなサウンドが魅力の「mille crepe」の後に、「明日へのバトン」「影もまた真なり」「シリカゲル」「HA-RE? GO!」の4曲をメドレーで披露した。

アコースティックコーナーでは「Hello my shadow」「スケッチブックドリーム」「my diary」を、アコースティックギター、キーボード、バイオリン、フリューゲルホルンという一風変わった構成で新しく生まれ変わった音色とともに歌い上げた。今までに発表してきたMVをコラージュした幕間映像が流れた後、赤を基調としたスーツに着替えた神谷が再び登場。「リグランジ」「Voice」「Such a beautiful affair」と、ロック色の強いパワフルなサウンドで会場をヒートアップさせ、「BOARD GAME NAKED」ではダンサーとともにクールなダンスで会場を魅了した。

そして、ファンから寄せられた写真とコーラス音源で構成された「GLORIOUS TIME-Sunny Box-」が披露され、感動的な雰囲気に包まれた後は、神谷自身が歌詞を手掛けた「これからの僕へ」でステージを締めくくった。アンコールでは、ファンから募集した歌唱音声データをサンプリングした「君のためのラプソディ」、そして事前にYouTubeにて振付動画を公開していた「あっぱれ LIFE」では全員で踊り、会場は一つに。ダブルアンコールでは「ハレのち始まりの日」で、神谷から感謝の気持ちを客席に届け、初のライブツアーに幕を下ろした。

文=中村実香

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出演情報

Kiramune Presents READING LIVE 10周年記念公演「ハコクの剣」<千葉公演>
開催日時:2021年10月23日(土)、24(日)[昼公演]13:00開始予定、[夜公演]17:30開始予定
※神谷浩史は23日(土) [昼公演]、24(日) [夜公演]に出演
開催場所:舞浜アンフィシアター
詳しくはKiramune公式HP

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