松田龍平が演じる"不器用な天才"が魅力的!辞書作りに情熱を燃やす者たちの奮闘を描いた映画「舟を編む」
俳優
(C)2013「舟を編む」製作委員会
同作で松田が演じるのは、コミュニケーションが乏しいために営業の仕事はうまくやれず、社内でも変人と噂されて浮いている馬締。しかし、そんな彼が辞書編集部に異動となり、辞書作りに情熱を燃やしていくさまを好演している。夢中になると周りの声が聞こえなくなったり、仕事へのプレッシャーから大量の言葉の海で溺れる夢を見たり。馬締が辞書作りに夢中になるさまや、その過程での不安もしっかりと表現。馬締はあまり表情から感情を読み取れるタイプではないにもかかわらず、ほんの些細な表情の変化や声色で彼の心情を表しているからさすがだ。
また、劇中では馬締の初恋も描かれる。下宿先の大家・タケの孫で、京都から上京してきた林香具矢(宮崎あおい※「崎」は正しくは「立さき」)に一目惚れした馬締は、初めての恋に動揺し、仕事も手につかなくなってしまうほど。それを知った西岡にからかわれたり、不器用なりに彼女に想いを伝えようとしたりと、なんとも微笑ましい。
その後、馬締の恋模様も描かれつつ、辞書作りは困難な局面を迎えていく。辞書作りを題材にしているだけあって、10年以上にも渡って描かれる同作。その行く末を、ぜひその目で確かめていただきたい。
文=HOMINIS編集部











