天皇杯で旋風を巻き起こす法政大。OBの長山監督が作り上げる勝負強さ

8月16日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#116では、天皇杯3回戦でG大阪を破った法政大から、長山一也監督と4年の大西遼太郎をスタジオに招いて試合を振り返った。

試合は前半に大西が先制点を決めると、後半にもセットプレーから森岡陸が追加点。2-0で完封勝利を収め、2回戦の東京V戦に続くジャイアントキリングを達成した。
試合を振り返り、長山監督は「攻撃と守備の狙いを選手たちがしっかり体現してくれて、引き締まった試合になったし、相手に隙を与えなかった。内容と結果が伴った試合だった」と手応えを感じた。

これまで、練習試合でJリーグ勢と対戦してきた法政大。鮮やかな得点を挙げた大西は「練習試合では結果が伴わなかった部分はあったものの、内容ではやれていた自信があった。自信を持ってゲームに入れたし、結果もついてきてよかった」と、練習試合での経験が自信に繋がったことを語った。

スタジオゲストの水沼貴史と長山監督は、同校でコーチと主将として共に戦った経験を持つ。水沼は、当時から長山監督の志の高さを感じていたという。

「当時の法政大は"冬の時代"という感じだったが、長山監督はすごく真面目で、自分たちの代からチームを変えるんだ、と意気込んでいた。卒業後は社会人クラブでのプレーを経て、指導者の道を歩み、法政大に戻ってきた。学校への愛が強い監督だし、さすがの手腕でチームを変えてくれた」

2014年に法政大の監督に就任した長山監督は、1年目で関東大学サッカーリーグ1部昇格を果たすと、2017年は総理大臣杯、2018年はインカレで日本一に。トーナメントでの勝負強さを今年の天皇杯でも発揮している。

この勝負強さについて、長山監督は「部員数が少ない中で、試合に出ない選手の応援も含め、一体感を持って大会に挑むことができている」とチームの一体感をポイントに挙げた。

ラウンド16では、大学勢初の8強入りをかけて、J2の甲府と対戦する。Jリーグ勢を相手に、3回目のジャイアントキリングを起こすことはできるのだろうか。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は8月23日(金)21:00~放送スタートの予定で、清水エスパルスの特集などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年8月23日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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