高橋大輔、現役復帰後も挑戦は続く!氷上でのセリフ回し&生歌

昨シーズンは32歳にして4年ぶりの現役復帰を果たし、「全日本フィギュアスケート選手権2019」で2位に入る快挙で話題を集めたフィギュアスケーターの高橋大輔(※「高」は正しくは「はしご高」)。そんな彼が表現者としてさらなる進化を遂げたのが、7月26~28日に横浜アリーナで上演されたアイスショー「氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-」だ。

2010年のバンクーバー五輪銅メダルを始め、2010年の世界選手権や2012年のグランプリファイナルでの優勝など輝かしい成績を持つ高橋。彼の演技の特徴といえば、氷上とは思えない見事な足さばきを見せる"世界一"と称されたステップ、そして上半身をダイナミックに使った抜群の表現力だ。

「氷艶hyoen2019 -月光かりの如く- 完全版」

(C)氷艶hyoen2019

豊かな感性を生かした美しいスケーティングで見るものを虜にしてきたが、2014年に現役を引退した後も数々のアイスショーに出演したり、ニューヨークでダンス留学をしたりと、自らの表現力に磨きをかけていた。その真価を発揮するうってつけの舞台となっているのが、氷上ならではの美しくしなやかな演技と感情表現を通じて、今までにない日本文化を伝えるコンセプチュアルなアイスショー「氷艶」だ。

歌舞伎との融合を果たした前回の「氷艶 hyoen2017 -破沙羅-」では源義経を演じた高橋。スケーティングをしながらの見得や、スケート靴を脱ぎ捨ててエモーショナルな演技も披露。さらに宙吊りにまで挑むなど大きなインパクトを残した。

世界最古の長編小説「源氏物語」をベースに、日本を代表する演出家・宮本亜門を迎えた今回の「氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-」では主人公の光源氏を演じ、ライバルの朱雀君には実際に高橋と現役時代にライバル関係にあったステファン・ランビエルが出演。さらに荒川静香、ユリア・リプニツカヤといった国内外の豪華なスケーターたちが顔を揃え、平安貴族の優雅さを表した美しいスケーティングを披露した。

中でも高橋は、疾走感がありながらどこか影を感じせる演技で、月に例えられる凛々しくも孤独を抱える光源氏を表現。初となるラブシーンから殺陣まで、幅広いシーンに挑んだが、しなやかなものからキレのある力強いものまでバリエーション豊かな滑りで、この難役を見事にこなしてみせた。

「氷艶hyoen2019 -月光かりの如く- 完全版」

(C)氷艶hyoen2019

また、今回は生声での演技にも挑戦しており、光源氏の心情の変化を表現したセリフ回しは、実に自然でなめらか。さらに光源氏が仲間と再起を誓って、船の上で高らかに歌い上げるシーンでは歌唱も披露。当初は収録した音源を使用する予定だったが、完成度の高さから生歌に変わったという美声を響かせた。

「今回はセリフあり、歌ありと不慣れな部分がありましたが、新しい挑戦にやりがいを感じました」と語っている高橋。抜群の感性を生かし、新たな魅力をこれでもかと爆発させた姿は必見。日テレプラスでは10月5日(土)に未公開の映像も入った「氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-完全版」を放送するので、ぜひ前人未到の地へ踏み入れた彼の挑戦をチェックしてみてほしい。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-完全版
放送日時:2019年10月5日(土)17:00~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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