ビートたけし、毒づきながらもボウリングガチンコ勝負!並木プロ「ぜひたけしカップを」

パーフェクトボウリングに挑んだビートたけし、玉袋筋太郎(浅草キッド)、無法松
パーフェクトボウリングに挑んだビートたけし、玉袋筋太郎(浅草キッド)、無法松

BSスカパー!にてレギュラー放送中の「はじめてのたけし」は、芸歴50年の大ベテラン、映画監督・小説家でもあるビートたけしが初めてのことに挑戦する番組。これまでに中華料理のシェフ、声優やドッグトレーナーなどを初体験してきたが、3月28日(木)放送回では、「はじめてのパーフェクトボウリング」に挑む。

指南役を務めた並木惠美子(写真左から2番目)、プロ46期で総支配人の東海林忠勝(同一番右)

収録日、たけしと浅草キッドの玉袋筋太郎、無法松の師弟トリオが訪れたのは、東京の芝浦にある「東京ポートボウル」。かつてバブル期には同じビルにジュリアナ東京があり、ボディコン姿の女性たちがお立ち台に立っていた、昭和の面影を残す場所だ。たけしはここで10年ぶりにボウリングをし、12回連続でストライクを出すと達成できる300点満点のパーフェクトを目指すことに。

プレー前は「300点なんてできるわけねぇだろ!」と苦笑し、指南役のプロボウラー・並木惠美子(女子プロボウラー1期生)が付いてくれると知ったときも「先生がいるからってパーフェクトにはならねぇよ」と毒づいていたたけしだが、レーンの前で練習に入ると、真剣な表情になってボールを投げ始めた。

半井清(写真右)

さらに、「東京ポートボウル」で30年以上営業している「プロショップナカライ」でマイボールを作るというスペシャルな体験も。プロ10期生である半井清がたけしの指のサイズに合わせてボールにドリルで穴を開け、世界にたったひとつの"たけしボール"が完成した。その出来栄えにたけしも「いいね」とご満悦。マイボールで並木プロと共に練習を再開するとすぐに「(コツが)わかった!」と言うなど、どんどん熱が入っていった。

たけしは並木プロからマンツーマンで指導を受け、レーンコンディションから立ち位置、助走、肝心の投げ方まで徹底的にレクチャーされた。並木のアドバイスで黒いグローブを着け、ボールが曲がらないようにフォームを調整する。たけしは「ボールがまっすぐ行けば8本ぐらいは倒せるんだけど、あとの2本が両端に残っちゃう。それを倒してストライクにできるかは運だね」とボウリングの難しさを分析した。

そして、パーフェクト達成を目指し、いよいよゲーム開始。しかし、2投目のスペアは取れるもののなかなか1投目でストライクが出ない。そこで玉袋筋太郎、無法松がプランBとして、目標をパーフェクト達成から「はじめての300点ボウリング!」へと変更した。と言っても、ジャスト300点に到達するまでスコアを重ねていくのはなかなかにハード。きっちり300点にならないと直前のスコアに戻ってやり直し!果たして何フレーム目で達成できるのか、300点にならないと帰れまピン!!たけしのあくなき挑戦が始まった。

たけしはガターになってしまうと「(ボールが)曲がっちゃった」と落ち込み、かと思えば、ストライクが出たときはうれしそうにポーズを取り、鉄板ギャグの"コマネチ"も披露。弟子の玉袋筋太郎や無法松の熱い声援を受けながら、トータル300点になるまでひたすらボールを投げ続けた。

<ビートたけし・コメント>
(ボールを投げ続けて)いや~、疲れた。「はじめてのたけし」シリーズでもここまで体が痛くなったのは"初めて"じゃないか。並木プロに聞いたら、ストライクを取ってピン10本を一気に倒すのには本当に微妙なコントロールが必要。ボールを投げるときは右手をまっすぐにして絶対に手首を使わないようにと教えられたね。だから(趣味としてよくプレーしている)ゴルフにも通じるところがあるんだよ。今度は1ゲームで200点以上を取ってみたい。並木さんからは「ぜひ"たけしカップ"を開いてください」と言われたけれど、シニアの人を集めて"北野カップ"ならやりたいね。ピンの代わりに骨壷を置いちゃうの。お地蔵さんでもいいんだけど、そんなの罰当たりか(笑)。ボウリング以外でパーフェクトにしたいことと言えば、書いた小説で直木賞・芥川賞を同時ダブル受賞し、(監督する)映画ではアメリカのアカデミー賞で黒澤明さんが受けた名誉賞をもらいたいね。トリプル受賞のパーフェクトを目指してみるか(笑)。

文=小田慶子

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放送情報

はじめてのたけし #16「はじめてのパーフェクトボウリング」
放送日時:2019年3月28日(木)19:00~
チャンネル:BSスカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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