松田聖子、河合奈保子、野口五郎、西城秀樹さん...豪華スターが歌で対決!魅力的なコンセプトで一世風靡した歌番組「NTV紅白歌のベストテン」

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西城秀樹さんは新幹線のセットから登場
西城秀樹さんは新幹線のセットから登場

ⒸNTV

昭和の歌番組を象徴するのが、ユニークかつインパクト抜群のステージ演出である。

しっとりと力強く「序曲・愛」を歌い上げたのは"新御三家"の野口五郎だ。彼が立つステージの後ろには神殿が鎮座。やがて背景がオレンジになって光が射す演出が施された。トークでは冗談も述べていた野口だが、憂いのある歌声と表情で会場を一気に引き込んでいく。

オフコースのカバーとしても知られる「眠れぬ夜」を"新御三家"の西城秀樹さんが披露した際には、新幹線のセットからせり上がりで登場する演出が組み込まれた。

歌詞の世界観とは関係のない新幹線だが、歌唱前に「西城さんがまだ東京に着いていない」という小芝居からスタート。レギュラー出演していた小堺一機が東京駅に迎えに行くという設定があったうえで、新幹線から現れる展開だった。突拍子もない仕掛けと遊び心あふれる演出は、まさに昭和の歌番組ならではの醍醐味と言えるだろう。

こうして毎週のようにスターが一堂に会していた「NTV紅白歌のベストテン」。いま見ても新鮮な驚きと魅力に満ちあふれている番組である。

文=浜瀬将樹

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