極上のパフォーマンスで多くのファンを夢中にさせる「レキシ」とは!?

歴史をテーマにした歌詞、ファンキーかつ鮮烈なサウンド、ユニークでスピード感あふれるステージング。日本武道館をいっぱいにしてしまうほどの人気を誇るレキシが、昨年6月からの活動10周年イヤーを駆け抜けた。

レキシとは、池田貴史によるソロユニットの名称だ。池田は1997年、SUPER BUTTER DOGのキーボーディストとしてデビュー。アフロヘアーをトレードマークとし、演奏はもちろん語りやステージングの評価は当時から高かった。日本の歴史に造詣が深く、スペースシャワーTVの番組「熱血!スペシャ中学」をきっかけにソロ・プロジェクト「レキシ」をスタート。2007年6月にアルバム『レキシ』を発売しソロデビューを果たした。

紫式部を歌った「SHIKIBU」、徳川慶喜をモチーフとした「最後の将軍 feat. 森の石松さん」など、歴史を曲の題材とするのが彼の特徴だ。歴史、というと硬さやホコリくさい印象を受けがちだが、グルーヴ感たっぷりのサウンドと現代風の歌詞で構築されるナンバーは、むしろ今までにない斬新な世界へと聞き手を誘ってくれる。

「最後の将軍 feat. 森の石松さん」は、大政奉還による江戸幕府の終わりと恋愛の別れとをオーバーラップさせ、ラブソングのように聞くことができる。ボーカルに松たか子が参加していて、「森の石松さん」とは彼女に与えられたレキシネームだ。レキシの楽曲に参加すると、必ずレキシネームを与えられるのだとか。

そしてレキシの最大の魅力は、エンターテインメント性あふれるライブにある。昨年11月に2日間行われた日本武道館のライブでは、自らの曲の途中に小田和正の「ラブストーリーは突然に」を挿入したり、ゲストに迎えたタブラ奏者のU-zhaanをニセレキシとして出演させたり、自身も妖精の衣装で登場したりと、驚きと笑いに満ちたユニークな構成でファンを夢中にさせた。

今年4月29日には、レキシの10周年を記念したライブが地元の福井県鯖江市の西山公園・芝生広場にて開催された。レキシはこの公園で子供の頃よく遊んだという。彼の地元への愛着、つながりは深く、彼のミュージックビデオに鯖江市の牧野市長が出演したこともある。

愛する地元でどんなパフォーマンスを披露したのだろうか。6月29日(金)放送の「レキシ10周年!凱旋ライヴ!!『レキシのライヴに遊びに来(き)ねの~~』ドキュメント」では、ドキュメントを中心に10周年凱旋ライブの模様を交えて放送される。記念すべきこのライブで、極上のパフォーマー・レキシの魅力に触れてみてはいかがだろうか。

文=堀慎二郎

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放送情報

レキシ10周年!凱旋ライヴ!!「レキシのライヴに遊びに来(き)ねの~~」ドキュメント

放送日時:2018年6月29日(金)22:00~

チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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