
ジャジーな空間は続き、「Caramel Pain」へ。「ですっ」という怪しげな台詞回しで会場を魅了すると、「AWAKE」ではダンサーと共に軽快なラップを繰り出し、その表現力の多彩さを見せつける。一転して、メガホンを携えて歌った「先駆者」では、曲名通りにファンを先導して突き進み、「ザイオン」ではメガホンから旗へとチェンジ。先導した先で旗を打ち立てたような様は、さながらジャンヌダルクのような勇ましさであり、ミュージカルのようなドラマチックなテイストを感じさせた。

旗を立てた少女が進化したかのように、ここで再び衣装チェンジ。異国の王妃のような気品溢れる姿になると、低音豊かな「繭と心」をファンたちの心に深く刺していく。この曲のダンスパートは、バーチャルとは思えないほど滑らかな動きをダンサーと連動して見せており、星街が積み重ねてきた練習の成果が確かに感じられる瞬間であった。
ここで会場には、星街のこれまでの軌跡を辿るような映像が流れる。2018年から彼女が紡いできた歌声が、この大きな会場に結実していく。エモーショナルな映像から始まった「comet -TAKU INOUE Remix-」は、星街が深い気持ちを込めた、ファンにとっても思い出深い1曲だ。降り注ぐスターライトのような演出が、ファンの心を打つ。休む間もなく「Stellar Stellar」のイントロが流れると、会場からは今日一番の歓声が沸き上がった。その歓声に応えるかのような歌声は、今日一番の伸びやかさを見せ、その圧倒的な歌唱力の高さに思わずため息が漏れるほどであった。

バンド陣による彩り豊かな演奏パートを挟むと、歌姫は再び馬車へと戻り、「NEXT COLOR PLANET」を歌い踊る。「みえてるよ〜!」という声に、ファンのサイリウムが嬉しそうに激しく揺れた。曲の終わりには撮影タイムも設けられ、ファンたちは思い思いのうちわやグッズと共に、大切な「推し活」の時間を記録に収めていた。








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