カン・ドンウォンの気迫と生き様に圧倒!釜山を沸かせた鬼才パク・チャヌクの手腕が光る韓国映画「戦と乱」

Netflix映画「戦と乱」
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近年も是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」(2022年)で注目を集めるなど、映画俳優として幅広く活躍するカン・ドンウォンは、身体能力の高さを生かして劇中で壮絶な剣術シーンを披露。奴婢という身分で蔑まれ幾度となく痛めつけられながらも、自力で這い上がり孤軍奮闘する芯の強いキャラクターを気迫十分に演じている。チョンヨンが抱える深い絶望や葛藤も圧倒的な演技力によって非常に胸を打つものとなっている。

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やがて日本軍の侵攻により戦争が起こると、義勇軍で名を上げたチョンヨンは、国王・宣祖の側近の武官となったジョンニョと敵として再会。かつては心を許した親友に憎悪の眼差しを向け、復讐心をたぎらせるジョンニョを「地獄が呼んでいる」(2021年)での演技が高く評価されたパク・ジョンミンが熱演している。

一方、民を苦しめた挙句に逃亡を図る国王・宣祖役のチャ・スンウォンは、シニカルなイメージを体現するため体重を減らして臨んだことを明かしており、威厳がありつつも非道な人物像を見事に表現している。

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壬辰倭乱が起きた朝鮮時代を背景に、時に目を覆いたくなるほどの凄惨な描写も容赦なく盛り込みながら、"戦乱の世"の凄まじさを再現した「戦と乱」。カン・ドンウォン、パク・ジョンミンによる気迫に満ちた剣術シーンにも注目しながら、かつて絆を結んだ男たちの生き様を目に焼き付けたい。

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文=川倉由起子

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