水瀬いのり、10周年記念ライブでファンとシンガロング!「みんなから貰った想いや願いや希望、そして愛をしっかり受け止めて、旅はまだまだ続いていきます」
声優
「Re:ゼロから始める異世界生活」のレム役や、「五等分の花嫁」の中野五月役などで知られる声優・水瀬いのり。彼女のアーティストデビュー10周年を記念したライブツアー「Inori Minase 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR Travel Record」の千秋楽公演が、11月30日に神奈川・横浜アリーナにて開催された。
水瀬がアーティストとして歩んできた日々をイメージさせるオープニングムービーが映し出される。バンドメンバーが待つステージセットの上段には、3つの円で構成されたパネル。その中央に水瀬のシルエットが浮かぶ。水色のペンライトで埋め尽くされた客席から歓声があがる中、白いドレスを身にまとった水瀬が登場し、デビュー曲「夢のつぼみ」でライブはスタートした。
2017年12月開催の1stライブをオマージュした演出で、これまで彼女を応援し続けてきたファンへの感謝を伝えると、キリンレモン発売90周年コラボ企画から生まれた「まっすぐに、トウメイに。」、そして、会場と一体になってタオルを回すパフォーマンスとコール&レスポンスで1stライブから愛され続けている「Ready Steady Go!」と、アップテンポなハッピーチューンをノンストップで届けた。

この日、最初のMCでは「今日までの10周年の中で、『好きだ!』って気持ちでついてきてくれたみんながいたから、今日、この場所に来られています」と、超満員の客席に向かい、感謝の気持ちを届け、「今日がゴールではなく、ここから始まる新しい私たちにもついてきてくれたらうれしいです!」と力強く呼び掛けた。

「全員の声をフルマックスで聞きたい!」という水瀬の声に応えるような圧巻の歓声に包まれながらの「Catch the Rainbow!」「春空」の後、ホワイトからターコイズのグラデーションが美しいドレスに着替えた水瀬が再びステージに登場。9月にリリースした2ndハーフアルバム「Turquoise」からの新曲「まだ、言わないで。」では、複雑なリズムのエレクトロポップをキュートに歌いこなし、ヴォーカリストとしての実力を見せつけた。

同じく「Turquoise」からの新曲「アニバーサリー」「My Orchestra」を披露した後は、過去のライブ映像やMCの音声を交えながら、アーティスト・水瀬いのりの10年の歩みを彼女自身がイラストなどで振り返るメモリアルムービーを挟み、ライブも後半戦へ。









