
――それぞれご自身のキャラクターのバックグラウンドや価値観に共感できる部分、「これは難しい」と感じた部分はありましたか?
石谷「他の人の料理が食べられないというのは、結構きついだろうなと思います。その代わり、自分の料理の技術はすごく上がっているんでしょうけど。あと、初対面でいきなり『これが俺の切り札』みたいに年収を言うのは、人と関わってこなかった影響なんでしょうね。婚活アドバイザーとしての城崎もお手上げだろうなと(笑)。共感できる部分は、なんだかんだで面倒見がいいところです。裏社会で生きてきた人間だからこそ、表の世界の人たちに対してコンプレックスがあるというか...陰キャが陽キャを見るような感覚は、確かにそうだよな、と思います。自分のやっていることにはある程度自信があるけれど、急に背中を押されると戸惑ったり言葉に詰まってしまう。その自信のある部分とない部分の落差は、自分にも似ているかもしれません。分からないことは分からないと言える素直さも、すごく共感できますね」
若山「城崎については、難しいと感じることばかりでした。演じている私自身は女性の目線で生きているので、男性から見た視点は分からない部分がたくさんあります。でも、城崎はどちらの目線も持っている人だと思うので、その視点を混ぜ込んでいく作業は、やはりすごく難しいなと感じました」
――逆に、お互いのキャラクターについてはどう感じましたか?
若山「下呂くんは壮絶な人生を歩んできた人だと思うんですけど、そんな中でも基本的には人の命を奪うことを良しとはせず、『殺したくない』という気持ちを持っている。相手に何か事情や良心があると分かれば、すくい上げてあげたいと思うところはすごく共感しますし、下呂くんの魅力的な部分だと思います。そういった面が、この先もっと見えてくるのかなと思っています」
石谷「城崎はいろいろと抱えているものがあると思うんですけど、『やるしかない』となるところが僕自身にも通じるところがあるかなと思っています。城崎はものすごい数の資格を持っているのですが、すごく勉強しないと取れないようなものばかりなんです。それを見て、目的のためなら努力を厭わない人なんだなと。好きなことに関しては僕もそうなので、興味があることに対して楽しんで勉強できたり、目的のために貪欲なところは似ているかもしれません。あんなに有能で、資格をたくさん持っていたら生きるのに困らないだろうなと。あんな風に生きてみたいですね」

――ちなみに、その資格の中でこれ持っていたらというのはありますか?
石谷「ファイナンシャルプランナーかな。2級か1級くらいは持っておきたいとは思います。あとは不動産鑑定士とか。生活に困らないのが一番なので。船舶免許も欲しいです。釣りに行ったり、移動手段として使ったりしたいので。一人で生きていける、生活に困らない資格が欲しいですね(笑)」
――アフレコ現場で印象に残っているエピソードはありますか?
石谷「1話の時点では、ある役のキャストが誰か分からなかったのですが、その方が誰なのかわかった時みんなで『ぴったりだ!』と頷いたことがありました。あと、朝からの現場だったので、スタッフさんが毎回食事を用意してくださったんです。役を作るのに時間がかかる最初の頃は特に、みんなで食事をしながらいろいろ話す時間があって、やっぱり食事って距離が近くなるんだなと思いましたね」
若山「すごく些細なことなんですけど、セリフに漢数字で『二桁』(ふたけた)と書いてあったのを、何の疑いもなく『にけた』だと思っていたんです。収録のテストで『にけた万円』と言ったら、現場がざわついてしまって...(笑)それは本当に恥ずかしかったです。
あと、アフレコスタジオのコーヒーメーカーにコンソメスープがあって、それが信じられないほどしょっぱくて...(笑)。とっても美味しいんですけど、ありえない濃さなんです。それがキャストの中で大バズりして、新しく来た人みんなに『これめっちゃ濃いんですよ』と飲んでもらうのが話のネタになっていました(笑)」
――作中にはさまざまな"使い手"が登場しますが、生き方や能力に憧れるキャラクターはいますか?
石谷「鳴子です!自由にリラックスして生きたい。自分を癒す方法を分かっている人ってなかなかいないと思うんですよ。彼は自分を癒すことで能力も上げることもできる。あと、城崎も、一人で生きていくための努力をちゃんとできる人なので憧れます。使い手はみんな魅力的ですよね。『水使い』の潮も仕事に誇りを持っているし、『水使い』っていろいろできそうじゃないですか。マジックとかやったら、絶対子供が喜ぶだろうなって思います」
若山「私も『水使い』の潮雫さんがすごく好きです。まず美人ですし、勝ち気なタイプでありながら、不利な状況ではうまく収めようとする判断の良さがある。それでいて、ちょっと可愛いところもあって、そのきちんとした部分と人間味のある部分のバランスが取れた生き方がすごく好きです。能力で言うなら...戦いには行きたくないので、『獣使い』の家系に縛られないのであれば、『ハムスター使い』の嵐山さんになりたいです。あんな可愛い動物たちと心を通わせて生きられるなんて幸せですよね」







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