花澤香菜が語る、声優という仕事との向き合い方 コンプレックスを超えて見つけた自分らしい表現【花澤香菜をつくる6つのピース】
声優
HOMINISオリジナル企画「花澤香菜をつくる6つのピース」。花澤香菜という表現者を形づくる6つのピースをひとつずつひもといていく本企画。1つ目のテーマは「声優」。14歳でこの世界に入り、今年で23年目を迎えた花澤香菜に、声優という仕事との向き合い方を聞いた。
声にコンプレックスを抱いていた頃のこと、現場で少しずつ見つけていった表現の楽しさ、作品ごとに変わっていった役との向き合い方、そして今も大切にしている柔軟さ。節目となった作品を振り返りながら語られた言葉からは、ひとつひとつの経験を糧にしながら、自分自身の表現を更新し続けてきた歩みが見えてくる。長く第一線で愛され続ける理由を、あらためて感じさせるインタビューとなった。
――花澤さんは14歳で声優のお仕事を始められてから、今年で23年目になります。ここまでの歩みを振り返って、今どんな思いがありますか?
「23年っていう言葉は、なんだかいろいろ感じさせてしまう感じがして、ちょっと気恥ずかしいんですけど、あまり自覚はないんです。本当にあっという間に、そんなに時が経ってしまったなという感覚ですね」
――改めて、花澤さんにとって声優という仕事はどんな存在になっていますか?
「お仕事という枠を超えて、生活の一部みたいな存在ですね。ずっと楽しいんです。もちろん、つらいことがないわけではないですけど、それでももっとうまくなりたいなと思うし、もっと続けたいなと思える。そういうものに出会えたことが、本当によかったなと思います。もともとは子役としてお仕事をしていたんですけど、その中で声優という仕事に巡り合えたのは、本当に奇跡みたいなことだなと思っていて。子役をやっていなかったら、たぶん声優にもなれていなかったので、不思議なご縁だなと感じますし、当時、業界の方々が声がいいと言って拾い上げてくださったことには、本当に感謝しかないです。自分では、声でお仕事ができるなんて全然思っていなかったですし、むしろちょっと高く出てしまう声にコンプレックスもあったんです。だからこそ、そこを見つけてくださったことがすごく大きかったですね」











