山下大輝ら「弱ペダ」声優が集結！聖地巡礼サイクリングで制作秘話を語る

「僕のヒーローアカデミア」の緑谷出久役などで知られる山下大輝、「この素晴らしい世界に祝福を！」の主人公・カズマを好演している福島潤、「活撃 刀剣乱舞」で、美しき刀剣男士・三日月宗近を演じる鳥海浩輔。人気アニメで大活躍中の彼らが一堂に会し、熱演を披露していたのが人気アニメ「弱虫ペダル」シリーズだ。

ひょんなことから千葉県にある高校の自転車競技部に入部することになったオタク少年・小野田坂道。彼をはじめとする自転車ロードレースに青春を賭ける少年たちの汗と涙と友情を描いた、大人気自転車スポーツ青春アニメの金字塔でもある同作には、坂道が愛する秋葉原や、2年目のインターハイのスタート地点となる栃木県宇都宮市など、実在する場所が多数登場。アニメの舞台となった場所を訪ねる「聖地巡礼」を楽しむファンたちが、日本をはじめ、海外からも訪れている。

今回、「弱虫ペダル」で主人公・小野田坂道を演じた山下大輝、その同学年チームメイトでもある今泉俊輔役の鳥海浩輔、鳴子章吉役の福島潤という総北高校メンバーが集合。聖地を訪れたからこそ話せる制作秘話や、人気声優たちのプライベートな表情を楽しめるバラエティ番組「声優聖地めぐり」が8月9日(月）からカートゥーン ネットワークで放送される。

この日、彼らが走ったのは、坂道たちにとって初めてのインターハイで走行した神奈川県・江ノ島から芦ノ湖までの約60㎞のルート。さまざまな作品で共演しているだけでなく、同じ事務所の先輩・後輩でもある3人。MCを担当する1番の後輩・山下は、やや緊張の面持ちだ。「お二人のいいところを引き出して、頑張ります」と意気込みを語った後は、旅のお供となる自転車選びの様子をVTRで紹介。2004年のアテネオリンピックで男子自転車ロードレースに出場した田代恭崇さんのアドバイスによって、山下は初心者におすすめのクロスバイク、福島は本格的なロードバイク、そして鳥海は電動アシストつきのミニベロと、三者三様の相棒をセレクト。その後は最初の目的地となる茅ヶ崎を目指して、田代さんのガイドのもとに公道を安全運転で進んでいく。

久しぶりに集まったという3人はサイクリング中、さまざまなトークに花を咲かせる。「お互いの第一印象は？」という質問に、当時はデビュー間もなかった山下は「お二人ともめっちゃ優しいなっていう第一印象でしたね」、福島については「(オーディションで)一緒に緊張してくださる安心感があった」と語る。一方、福島は山下の印象を「(「弱虫ペダルの主人公」)小野田君そのまんまだな」、鳥海は「新人らしい新人だった」と振り返った。

スタートから1時間後、鳥海の地元でもある茅ヶ崎市に突入。「お腹が空いた」という山下の声を受けて、3人は海辺のカフェでひと休みすることに。ハンバーガーにかぶりついた山下は、鳥海からの「ソースはどんなお味ですか？」との問いかけに「あのね、あの、えーっと、茶色くて...」と回答。すかさず福島が「子供か！」とツッコむ場面も。一方、人生初ロケ・初食レポとなる福島は、釜揚げしらすとあおさ海苔が入ったペペロンチーノについて、山下から「(しらすとパスタは)どうして合うんですか？」と訪ねられ、答えに詰まってしまう。そんな後輩のために、鳥海がネギトロとしらすとアボカド、そしてサーモンが乗っているポキボウルを食べながらの食レポを展開。的確な味の表現で、さすがのスキルを披露した。

全4回で江ノ島から箱根までの声優陣による自転車聖地めぐりを追う本番組。同時期にカートゥーン ネットワークにて連続放送される劇場公開版「弱虫ペダル」5作品のナビゲーターとしても楽しめるプログラムを堪能して欲しい。

文＝中村実香

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