山下大輝が念願かなって20歳年下に!「声優としてどんな年齢も演じられることは楽しい」

ラテンアメリカの神話や民話の香り漂う不思議な町・モンテマカブロが舞台のアドベンチャー・コメディー「ビクター&バレンティノ」。いつもは遠く離れて暮らす異母兄弟のビクターとバレンティノが、祖母によって呼び寄せられるモンテマカブロで、超自然的な謎を解き明かしていく。

9月2日(月)よりカートゥーン ネットワークで日本初放送される本作では、9歳の弟・ビクターを山下大輝、11歳の兄・バレンティノを落合福嗣が吹き替えを担当する。今回は放送に先駆けて、ビクター役の山下に作品について聞いた。

――ビクターを演じることが決まった際の感想をお聞かせください。

「『パワーパフ ガールズ』のような海外アニメは小さい頃によく観ていて、そういう作品に参加してみたいとずっと思っていたので、ビクター役に決まった時はすごくうれしかったです。海外アニメ独特のテンポや、キャラクターたちが前のめりに事件に関わっていくスタイルは、観ていて爽快で気持ち良くて好きです」

「『ビクター&バレンティノ』も、そういうテイストの作品だったのでうれしかったです。ビクターは9歳の男の子で僕は今年30歳なので、20歳くらい年下の子を演じているんですが、声優としてどんな年齢のキャラクターも演じられることは楽しいです」

――ビクターのオリジナルの声を、初めてお聞きになった際の感想をお聞かせください。

「ビクターのオリジナル声優は、ディエゴ・モラーノさんという本作のクリエーター の方で、他に脚本も書かれていたりすることもあってか、自由に演じていらっしゃる感じがしました。モラーノさんの声やお芝居を聞いていると、ちょっとクセになってくるんですよ。良い意味で、少しフラットな感じもあったり。この感じは、逆にプロの声優には出せない味だなって思います」

「モラーノさんにはモラーノさんの魅力があると思うので、このまま演じた方が素敵だという部分は、そのままなぞらせていただきつつ、自分なりに変えられるところはオリジナリティーだったり、日本語吹替版だからこそ聴けるような部分を、生み出せていけたらいいなと思って演じています」

――バレンティノ役の落合さんの印象をお聞かせください。

「明るくて"いいお父さん"って感じですね (笑)。身長と体の大きさのせいもあると思うんですけど、すごく安心感があるんです。一緒にいて明るい気持ちにさせてくれる人だと思います」

――山下さんはビクターとバレンティノ、どちらに近いですか?

「僕は考えるタイプなので、バレンティノに近いと思います。意外と下調べもしっかりしたり、いろんなことに対して不安を感じるところはバレンティノっぽいですけど、のめり込むと周りが見えなくなって、突っ走ってしまう部分はビクターにも似ているかな。どちらにも似ているところがありますね」

――最後に、放送を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。

「『ビクター&バレンティノ』は深く考えずに楽しめる、さまざまな人に刺さる物語になっています。途中からでも楽しめる1話完結なので、時間がある時に観ていただいて、『面白いな』『和むな』『他の話も観たいな』と思ってもらえたらうれしいです。何より僕たちキャストが、すごく幸せな楽しい現場で作らせていただいていると感じる作品なので、視聴者の皆さんと一緒に、その楽しさを共有できればと思います」

文=中村実香 撮影=中川容邦

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放送情報

カートゥーン スペシャル Hola!ビクター&バレンティノ
放送日時:2019年9月2日(月)~6日(金)17:00~
チャンネル:海外アニメ!カートゥーン ネットワーク
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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