東山奈央、瑠夏との共通点は少ない？「『好き』って思うと、遠くで見ているタイプです」

――瑠夏との共通点はありますか？

「私も元気ではありますけど瑠夏と比べると全然足りないですし、ここまで一途になれるかというと『ちょっと折れちゃうだろうな』って思いますし、なかなかリンクする部分はないですね。『好き』って思うと、遠くで見ているタイプですし(笑)。だから、自分をアピールできる瑠夏をうらやましく思うところもありますし、一方で『ここは押してばかりじゃなく、ちょっと"待ち"のスタンスになった方がいいよ』ってアドバイスしてあげたくなることも」

――和也の言動でドキッとした瞬間や、キュンとした場面は？

「和也の言動ではないんですけど、千鶴のおばあちゃんによる和也評を聞いて『確かにそうだな』って思いました。和也のことを『器の大きい男』って言うんですけど、その理由がすっごく良くて泣けちゃうんですよ。私、1期では和也のことをあまり良く思っていなかったのですが、その理由を聞いて天変地異が起こったみたいに和也のことを見直したので。

あと、口だけじゃないところも素敵だなって思いました。落ち込んだ千鶴に『応援するから夢をあきらめるな』って励まして、その後すぐに行動に移すところがあるので、ぜひ注目してもらいたいです」

――瑠夏と同じくらいの年齢の時の思い出を教えてください。

「瑠夏の年齢って、実は明かされていないのですが。そうですね......例えば、私が高校生の時だと、親に『声優を目指したいなら、(条件として)この大学に行きなさい』と言われていた大学があって、そこに合格するために『寝ても覚めても勉強』というくらい勉強を頑張っていたんです。お昼休みの時間も勉強に充てるくらい。夢のために嫌いなことを頑張っていて、今振り返っても一番しんどかったですね。そんな中で、所属していた合唱部の活動が唯一の癒しとなっていて、大切なリフレッシュできる時間でした。メンバーみんな仲が良くて、後輩もみんなかわいくて...。一生懸命青春していた思い出深い時間です」

――ファンの皆さん、視聴者の方にメッセージをお願いします。

「『彼女、お借りします』が帰って参りました！皆さんが好きになってくださった"かのかり"の世界観がパワーアップして帰ってきていると思います。かわいいヒロインたちがそれぞれ輝いていて、いち人間としてそれぞれのことを好きになってもらえると思います。そして、和也のことを『男前かも！？』って思ってしまうシーンも数多くあるので、どのキャラクターも好きになっていただければと思います！」