工藤遥が共演したチョコレートプラネット・長田の印象を語る「本当に職人肌の方」

工藤遥
工藤遥

工藤遥が7月28日(金)公開の映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」に出演する。同作品は、現在放送中の「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系)の劇場版で、世界滅亡ゲームを仕掛けてきた未来人とギーツら仮面ライダーたちが激突する。

正体不明のジャマト世界樹が出現するという緊急事態が発生する。それは、未来からの侵略者・メラ(長田庄平)とメロ(工藤遥)が仕掛ける、世界をいかにスピーディに滅ぼすかを競う"世界滅亡ゲーム"だった。世界が4つに分かれてしまい、それぞれの世界でライダーたちが奮闘する中、彼らは英寿の異変に気付く。

今回、仮面ライダーの敵役として出演する工藤にインタビューを行い、出演を聞いた時の心境や演じた感想、初共演となる長田の印象、自身にとってのヒーローなどについて語ってもらった。

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」に出演する工藤遥
映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」に出演する工藤遥

――工藤さんといえば、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018~2019年、テレビ朝日系)でルパンイエローを演じてらっしゃいましたが、スーパー戦隊に続き仮面ライダーへの出演を聞いた時の感想は?

「『まさかの仮面ライダー!?』と率直に思いました(笑)。とてもありがたさを感じながらも、最近はメロのようなお転婆で無邪気でキャッチーなキャラクターを演じることって少ないので『不思議だな』と感じたんです。でも、監督が中澤(祥次郎)監督だと聞いて、すごく合点がいきました。というのも、中澤監督には『ルパパト』の時もお世話になっていましたし、ルパンイエローである早見初美花という女の子のキャラクターを作り上げてくださった方だったので、"中澤監督で、この役"というのを伺った時にすんなり理解できて、ぜひやらせてくださいという感じでした」

――台本を読んで感じたメロの印象は?

「分かりやすく言うと『スーサイド・スクワッド』に出てくるハーレイ・クインのイメージだよっていう話を監督とさせていただいたのですが、本人が思っているよりもやっていることが卑劣で、発している言葉にトゲがあって、無邪気であればあるほどそれが狂気に変わっていくという印象を受けました。なので、撮影では『とにかくポップに演じよう』というのを心掛けていました」

――演じた感想は?

「(キャラクターの性質上)『何でもできるな』という印象があったので、とにかく好き勝手に無邪気に遊ばせていただきました(笑)。どこまで本編で使われているのか分かりませんが、結構アドリブもやりましたし。中澤監督がそういうのを面白がってくださる方なので、その姿勢に救われながら目一杯遊ばせていただきましたね」

――演じる上で大変だったことは?

「メロは未来人で宇宙人ではなく、(演じるのは)人間でいいので演じづらいということはなかったのですが、(ギーツの世界観を構築する)前提確認はめちゃくちゃやりました。特撮の台本ってすごく特殊で、最初から追い掛けていないと分からない専門用語がいっぱい出てくるんです。そこが映画の台本だけだとつかみ切れていないところがあったので、監督やスタッフさんを捕まえてとにかく細かく教えていただきながら撮影に臨みました」

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映画情報

映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』
映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』
7月28日(金)公開

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