浜崎あゆみが、10代半ばながら存在感を放った映画「渚のシンドバッド」

「渚のシンドバッド」(衛星劇場)
「渚のシンドバッド」(衛星劇場)

デビュー25周年を迎え、自身初の47都道府県ツアーを開催中の浜崎あゆみ。そんな浜崎が重要な役として出演した青春映画が「渚のシンドバッド」だ。

監督、脚本は「二十才の微熱」で長編映画デビューを果たし、「ぐるりのこと。」、「恋人たち」などが高い評価を得た橋口亮輔。揺れ動く10代の日々を繊細な感性で描いた本作も第25回ロッテルダム映画祭でグランプリに当たるタイガー・アワードを獲得した。ジェンダー・アイデンティティは今でこそ普通に語られる問題だが、橋口監督は1990年代から悩み、葛藤する青年たちの姿を作品に反映してきた。

浜崎あゆみが出演した映画「渚のシンドバッド」
浜崎あゆみが出演した映画「渚のシンドバッド」

©1995 TOHO CO., LTD.

浜崎が演じているのは転校してきた高校2年生の相原果沙音。滅多に笑わず、忖度なしで言いたいことを言う相原はクラスの中で浮いた存在。しかし、自身が男子を好きであることを隠していた伊藤修司(岡田義徳)には心を開く。一方、伊藤は台風のような相原の存在によって、心がかき乱されていく。当時の浜崎あゆみはまだ10代半ば。この後、歌手として人気を博すが、女優になったとしてもきっと成功していたのではないだろうか。それぐらい鮮烈な存在感を残している。

■偽りの優しさに怒りを爆発させる浜崎の演技が胸を揺さぶる

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放送情報【スカパー!】

渚のシンドバッド
放送日時:11月17日(金)08:30~
放送チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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