研ぎ澄まされた真剣な演技、そこから滲み出る緊迫感は息を飲むほどで、今なお多くのファンに愛される俳優・松田優作。1973年、ドラマ「太陽にほえろ!」にジーパン刑事役でレギュラー出演し、劇中の活躍はもちろん、圧巻の殉職シーンが話題となり、一気に知名度が上がった。
その後も村川透監督とのタッグ作品「遊戯」シリーズ(1978~79年公開)や、大藪春彦のハードボイルド小説を原作とした「蘇える金狼」(1979年公開)、「野獣死すべし」(1980年公開)といった話題作で立て続けに主演。日本のハードボイルド作品おいて、他の追従を許さない存在となった。
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そんな松田の魅力を存分に堪能できる作品が、1979年に放送されたドラマ「探偵物語」だ。松田が演じるのは主人公の探偵・工藤俊作。パーマ頭にソフト帽、スーツを着てベスパに跨る姿といえば「探偵物語」、というほどに、昭和の世代を夢中にさせたドラマだった。











