上川隆也主演「遺留捜査」原点・第1シーズンの魅力とは?糸村聡誕生の瞬間を振り返る
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2022年の第7シーズンまで放送された上川隆也の代表作「遺留捜査」シリーズ。今年で放送開始から15周年を迎え、長きに渡って愛され続けている作品だ。
その原点となったのは2011年放送の第1シーズンだった。
(C)東映
上川が演じるのは、風変わりな科学捜査係の警部補・糸村聡。第1シーズン放送当時、上川は演じる糸村はたちまち人気のキャラクターとなった。誰も気に留めないような被害者の遺留品に注目し、「気になりませんか?」と周囲に問いかける糸村。「僕に3分だけ時間をください」という決めゼリフや、空気を読まないマイペースな行動など、糸村の変人ぶりは第7シーズンまで変わっていないが、上川の演技や表情、セリフ回しが新鮮という意味で第1シーズンは貴重であり、今見返してみても新たな発見に満ちている。
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本作が従来とは一線を画す刑事ドラマということは、1話目から明確に描かれている。
殺人捜査第一係の織田みゆき(貫地谷しほり)は上司から「糸村と関わるとろくなことがない」と注意を受け、係長・曽根武雄(佐野史郎)は事件の捜査に首を突っ込んでくる糸村を叱責。まるで厄介者のような扱いを受けている。そして、同シリーズで人気のコンビとなった科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)は、いつもアポなしで鑑定を依頼してくる糸村に「相変わらず勝手な人だね」と呆れている様子。事件を解決する主人公がしょっぱなから、こき下ろされているのだ。
ここから始まった「遺留捜査」シリーズ。原点での上川の演技と、本作でみゆきを演じた貫地谷に着目したい。











