清原果耶、朝ドラ『おかえりモネ』や舞台でも...役を長く生きることは「幸せなこと」『レディエント・バーミン』インタビュー

俳優

――映像とは違う「お客様が目の前にいて演技をすること」について、どう感じていらっしゃいますか?

「『ジャンヌ・ダルク』のときに、白井さんから『情熱的だけど冷静にいく』『自分を俯瞰で見ている自分が常にいるべき』と教わりました。舞台の上だけではなく、客席も込みで『空間を把握できると楽しいんだな』と分かったときに、毎日お客さんの空気が違うことにも気づいて...。クスッとなるポイントも違えば、涙するポイントも違って本当に新鮮でした。毎公演『観に来てくださる方も込みで一つひとつ作品ができ上がっていく』ことを感じていたので、いつもありがたいなと思っていました」

――初舞台を終えた段階から、「また舞台をやりたい」という気持ちにはなっていましたか?

「そうですね。自分も違えばお客さんも違うし、毎日温度も違う。舞台ってすごくフレッシュじゃないですか。すごく楽しかったし、『舞台が好きだな』と思ったので、またやりたいと思いました。

もちろん『また白井さんとご一緒できるように頑張ろう』という気持ちもあったので、今回お話をいただいて、やらない選択肢はどこにもありませんでした。あと、個人的にシアタートラムの質感がすごく好きなので、存分に浴びたいなと思っています」

――『ジャンヌ・ダルク』で得たものを今回どう活かそうと思っていますか?

「今は『稽古は味方だ』という気持ちがあります。『ジャンヌ・ダルク』の初日、階段を上がるような演出があったのですが、足が震えちゃって...。『どうしよう。初日ってこういうことなんだ』と思いました。でも、そのときに、稽古を積み重ねてきた安心感と、自分自身を信頼する気持ちがあったので、『やるしかない』と思えました。そんな想いがあったからこそ、あの初日を駆け抜けられた気がしています。

『ジャンヌ・ダルク』はキャストが100人ほどいたのに対し、今回は3人。まだ想像はつきませんが、稽古中にどれだけワンチームになれるかということを念頭に置きつつ、稽古を楽しみたいと思っています」

文・撮影=浜瀬将樹

ヘアメイク=YOSHi.T
スタイリスト=高木阿友子(※「高」は正しくは「はしご高」)

舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin』公式サイト

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