「鬼の花嫁」も話題の伊藤健太郎のダークな変貌ぶり...キーマンを演じるGACKTとのタッグも気になる「連続ドラマW コンサルタント ―死を執筆する男―」
俳優
なかなか芽が出ない男のどんよりとしたオーラから裏社会に巻き込まれたことへの困惑、そして逃げ場がないと悟り、ピシッとスーツを着こなす姿には風格が漂う。スマートな佇まいを武器に、変化を鮮やかに浮かび上がらせる伊藤は、同時に「伊崎が変化した自分自身に対して疑問を持ち続ける姿に共感した」とコメントするように、さりげない表情でキャラクターに人間味もプラスし、複雑な主人公像を作り上げている。
そんな主人公の伊崎に仕事を持ちかける謎めいた男・黒川を、ミステリアスな雰囲気たっぷりに演じるのがGACKTだ。映画「翔んで埼玉」シリーズなど、持ち前の存在感を活かして俳優としても活躍しているが、本作では怖さより危うさを出すためにあえて軽く優しいトーンで話すといった工夫を施しながら説得力抜群に物語の"キーマン"を表現。
説明的なセリフも多い難役を見事に演じると同時に、本業のミュージシャンとしても、ドラマのために書き下ろした9年ぶりの新曲「FALL AGAIN」を担当。「どんどん落ちていく中で、心の叫び、葛藤みたいなものが上手く表現できた」と語るように、歌声でもスリルに満ちた蠱惑的な作品を盛り上げる。
さらに、伊崎を監視するマネージャー・水畑役には木村文乃が起用された。伊崎の"理想の女性"として現れ、敵とも味方とも言い切れない関係になっていく役どころで、駆け引きに満ちた緊迫感のある関係性を伊藤と息ぴったりに体現する。
このほかにも、伊崎が表向きにコンサルタントとして働く外資系企業の経理で、伊崎と恋仲となる斎藤役の桜井日奈子や、一連の怪死事件を追う警視庁捜査一課の刑事・菅野を演じる一ノ瀬颯まで、実力者が揃っている。
そんな中で主演として作品を牽引する伊藤健太郎。"暗殺専門コンサルタント"というダークな役どころで発揮される高い演技力や独特な魅力を、「連続ドラマW コンサルタント―死を執筆する男―」で堪能したい。
文=HOMINIS編集部











