津田健次郎が渋い低音ボイスで大人の知性と哀愁を醸し出す...壮大なマネーサスペンスを描く阿部寛主演作「キャンドルスティック」

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「キャンドルスティック」
「キャンドルスティック」

(C)2025CANDLESTICK PARTNERS

津田は低音ボイスで役に知的で落ち着いた雰囲気をもたらしている。その一方で、自らが提唱した、AIのセキュリティに関連する「フルーツ理論」を学習塾で熱く語るシーンでは、子どもからの「テストに出るの?」という問いに対し、「出ないよ」と答えながら話を続けるなど、どこか哀愁漂うコミカルな姿も印象的。また、野原に水をぶっかける怒りの剣幕や杏子とのシーンで浮かべる険しい表情など、妻を取られた夫の複雑な感情を巧みに浮かび上がらせている。

声優ならではの巧みなセリフ回しはもちろん、淡々とした控えめな感情表現ながらも、どこか人間味のある温もりを感じさせる津田健次郎。50代にしてまさに大ブレイクともいえる躍進を見せる今、年齢を重ねたからこその多彩な魅力を本作から感じ取ってほしい。

文=HOMINIS編集部

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