(C)共同テレビジョン
■異なる立場から事件に挑む、天海祐希の女性像
「左手に告げるなかれ」の薔子は、疑いをかけられた自分自身のために真相を追う。「女検死官」の涼子は、専門知識を駆使して犯人の仕掛けを解き、次の被害者を救おうとする。どちらも自ら動く女性だが、その行動の出発点は大きく異なる。
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そして、2人の物語には、過去の恋愛も影を落としている。薔子にとっては元愛人の妻が殺されたことが事件の発端となり、涼子にとっては結婚した元恋人への思いが心に残り続ける。事件を追う姿だけでなく、そうした人間関係が物語にどんな影響を与えるのかにも注目したい。
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凜とした強さだけでは語りきれない、女性たちの事情や揺れる思い。約30年前の2作を見比べれば、天海祐希が演じてきた人物像の幅を、あらためて味わえるはずだ。
文=HOMINIS編集部




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