
■吉井理人が分析する2026年セ・リーグ展望「阪神がやっぱり強い」
――ここからは今年のプロ野球について伺います。セ・リーグの展望はいかがでしょうか
「戦力を見ると、セ・リーグは阪神がまだやっぱり強いのかなという印象ですよね。石井投手が長期離脱してしまいますけども、それでも強いんじゃないかなっていうふうに思います」
――阪神の強さの要因はどこにあると感じますか
「これまでのドラフトの戦力がすごく成功してて、ドラフト1位の野手がもうみんなレギュラーになって、しばらくはその強力なメンバーでやっぱり強いんじゃないかなと思います。2位から6位はもう団子だと思います。どこもチャンスあると思うんでね」
――残りの球団で注目しているポイントや選手はいますか
「ジャイアンツも岡本選手が抜けて、その代わりを誰がやるか...代わりじゃなくても、どうやってそこを補強していくかですよね。若手では、大学出身ですけども、泉口選手なんかも去年からバッティングが良くなってきてるかなと思うんでね。すごく注目してます」
――DeNAについてはいかがでしょうか
「ベイスターズも外国人ピッチャー陣が入れ替わりましたが、打つのは打つんでね。投手陣をどういうふうに組み立てていくのか。そして若い選手がどれだけ出てくるのかがポイントですね」
――中日についてはいかがですか
「ホームランテラス設置で球場が狭くなって、これまたどういう野球をするのか。スモールベースボールが...って言ってますけど、メンバーを見ると結構打つバッターがいるんでね。だから球場が狭くなって、もしかしたら意識が変わって、いいチームになるかもしれないですよね」
――広島の注目点は
「やっぱり2年目の佐々木選手が注目ですね。この前の教育リーグに来てたんですけども、バッティングすごかったんでね。去年ホームラン0だったっていうようなバッティングをしていたので、これからどれぐらい育っていくのか、すごく興味がありますね」
――ヤクルトについてはいかがでしょう
「池山監督が同級生なんでね。個人的にはかなり応援しています。ただ村上選手抜けて、そしてピッチャー陣もなかなか安定してこないんでね。そこをどうやって立て直していくのかが注目ですね」

■吉井理人が分析する2026年パ・リーグ展望「ホークスとファイターズが優勝争い」
――パ・リーグの展望はいかがでしょう
「戦力だけ見ていると、やっぱりホークスとファイターズが優勝争いするんじゃないかなと思っています。3位争いのところはこれまた4球団が団子になるような、そういうイメージですね」
――ソフトバンクの注目ポイントを教えてください
「打撃陣のほうで、柳田選手や近藤選手なんかがちょっと年齢が上がってきてるんですけども、でも若い次の人たちが出てきてるんで。それが去年よりもより成長してるならまた強力打線になっていくんでね。あとピッチャーは有原投手が抜けたんですけども、台湾からルオシー投手が補強されました。この前も台湾戦で投げているところを見ましたが、すごい球を投げていたので、どんなピッチングをするのかすごく楽しみです」
――日本ハムについてはいかがですか
「有原選手を補強して、もう投手陣がほんと強力になったなっていう。あとリリーフはちょっと去年も不安定だったんですけども、そこを新庄監督がどういうふうに組み立てていくのか。噂によると、あっと驚くような選手をクローザーにするとか言ってるんですけども、それがどうなのか。そこがちょっと興味ありますよね」
――オリックスについてはいかがでしょうか
「昨日の試合を見てたら、打撃のほうが結構見えてきましたね。誰が注目かな......やっぱり太田椋選手かな、背番号1になって。ずっといいって言われてて、活躍して怪我して、また活躍して怪我してって感じなんですけど、あれが1年間大活躍したら本当に中心選手になると思うんで。太田選手の打撃には注目ですね。ピッチャーも宮城選手中心に左のいい投手がローテーションしっかり回すと思うんで。怪我明けの山下舜平大選手もいますし、割といいメンバー揃ってると思います」
――楽天についてはいかがですか
「楽天は、もうマエケン(前田健太)ですよね。前田選手が日本に帰ってきてどんなピッチングするのか。メジャーから日本に戻るとモチベーションが下がる選手も多いんですけど、彼は大丈夫かなと思ってます。すごく野球に真剣な選手なんでね。野手では外野の中島選手。去年見ててもすごくいい選手だなと思いました。彼が活躍すると打線も嫌なチームになってくると思います」
――西武についてはいかがでしょうか
「今井投手が抜けたところですよね。ただ高橋投手が残ったのは西武にとって大きいと思います。今井投手と高橋投手がいなくなったら先発がかなり厳しくなりますから。あと若いピッチャーで篠原投手。教育リーグで投げてたのを見ましたけど、すごい球投げてましたね。打線は長打力不足と言われてますけど、去年ルーキーだった渡部選手や西川選手なんかも成長してきてるんで、いい戦いになると思います」
――最後にロッテについてお聞かせください
「去年はチームがうまく噛み合わず、一番大変だったのはやっぱりピッチャー陣のところで。小島和哉、種市篤暉が前半うまくいかずに。種市は後半頑張ってくれたんで。トータルするといい成績になってるんですけども、やっぱり前半大事なところはうまくいかなかったんでね。それを1年間通してできると、山本由伸クラスの実力を出せるピッチャーになると自分は思ってるんでね。種市のピッチングはすごく注目です」
「あと野手は去年もうほんとに、負け覚悟で若い子たくさん経験積ませたんで。あの子たちが今年活躍してくれないと自分がやった意味がないんでね。特に藤原選手、西川選手、山本大斗選手、寺地選手。このへんにはほんとに頑張ってほしいなと思います」
文=HOMINIS編集部












