"約束の場所"で見せたキム・ヒョンジュンにしかできないパフォーマンスとは?

「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2018 一緒に Take my hand」
「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2018 一緒に Take my hand」

(C)HENECIA CO.,LTD./2018 DISCOVERY NEXT CO.,LTD.

アイドルグループ・SS501のリーダーとして2005年に韓国デビューし、2007年には日本デビュー、韓国出身グループの先駆けとして大活躍したキム・ヒョンジュン。2012年には日本でのソロデビューも果たし、1stシングル「KISS KISS / Lucky Guy」はオリコンデイリーチャート2位を記録。途中、兵役で活動を2年間中断したが、除隊後初となる2017年の日本ソロ全国ツアーでは17都市20公演で約4万5千人を動員するなど、衰えることのない根強い人気を証明してみせた。

「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2018 一緒に Take my hand」

(C)HENECIA CO.,LTD./2018 DISCOVERY NEXT CO.,LTD.

キム・ヒョンジュンの楽曲の魅力は、本格的な音とその多彩さ。幼少期から音楽は常に身近な存在で、Oasisなどロックに強く傾倒した時期も。メタルやハードコアもルーツにあり、LINKIN PARKやRage Against The Machineなども聴いていたという。

そんなロック好きの一面は彼の楽曲にも表れていて、B'zの2人が初めて楽曲提供し話題を呼んだ2ndシングル「HEAT」(2012年)は、ライブ感満載のハードなサウンド。2018年4月には自身のレーベルを立ち上げ、6月にリリースした最新シングル「Take my hand」に収録された全曲の作詞作曲を担当。ダイナミックかつスケール感のあるロックな曲調が広がり、ヘヴィなギターとエレクトロが融合した「ASTRAEA」など、全カップリング曲まで徹底的にこだわっている。さらにそれを時に力強く、時にエモーショナルな歌声で表現し、リスナーの心をわし掴み。アイドルやアーティストというよりは、ただ純粋に音楽を愛する"ミュージシャン"という表現がぴったりな作品を多く生み出している。

また、ステージでは激しいダンスナンバーも披露。エネルギッシュなアップチューンに合わせ、ライブ会場が熱気渦巻くディスコのように一変するシーンもしばしば。圧巻の肉体美を生かしたキレキレのダンスと、エンターテイメントショーとして客席を湧かす姿は、まさにプロフェッショナルそのものだ。現在のライブは、ダンスパフォーマンスがメインではなくなっているが、洗練されたリズム感やふとした瞬間のスタイリッシュな身のこなしに過去のキャリアが垣間見えることだろう。

「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2018 一緒に Take my hand」

(C)HENECIA CO.,LTD./2018 DISCOVERY NEXT CO.,LTD.

そんな彼が2018年秋に開催した日本ツアー「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2018 一緒に Take my hand」のツアーファイナル公演(11月5日)の模様が、2月7日(木)に日本初放送!会場となった幕張メッセの幕張イベントホールは、入隊前最後のライブを行なったファンとの"約束の場所"。そこで幕を開けたステージは、ロックからバラード、そしてファンとの掛け合いを楽しむアップチューンまで、彼にしかできないバラエティに富んだ構成で観客を魅了した。全員で拳を突き上げる熱狂から感動のクライマックスまで、様々な想いに客席が揺れた一夜の映像を目に焼き付けてほしい。

文=川倉由起子

この記事の全ての画像を見る

放送情報

KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2018 一緒に Take my hand
放送日時:2019年2月7日(木)23:15~
チャンネル:DATV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物