千葉翔也×鬼頭明里×瀬戸桃子が語り合う『よう実』2年生編 「新入生たちは個性の強い人ばかり」

声優

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(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ4th Season 2年生編1学期』では、綾小路たちが2年生へと進級し、物語は新たな局面へと突入する。新たに導入されるOAAアプリや、強烈な個性を放つ新1年生たちの登場によって、高度育成高等学校の空気はさらに緊張感を増している。

今回は、綾小路清隆役の千葉翔也、堀北鈴音役の鬼頭明里、そして天沢一夏役として新たにシリーズに加わる瀬戸桃子にインタビュー。2年生編で感じた作品の変化やキャラクターの印象、アフレコ現場の雰囲気について語ってもらった。

――アニメシリーズも第4期となり、いよいよ2年生編がスタートします。OAAアプリの導入など学校に新たなシステムも加わりますが、まずは2年生編全体の印象から聞かせてください

千葉「これまでって、試験をやって、その結果でクラスが変動して......という流れがある程度ルーティーンとして出来上がっていたと思うんです。だからこそ、ここからどう新しい展開を加えるんだろうって、視聴者の方も思っていたはずで。でも、そこで高校生ものなら王道とも言える新入生という存在が入ってくることで、この作品にとってはすごく新鮮な見え方になっているんですよね。もうキャラクターは出揃っていると思っていたところに、まだこんなに新しい風が入ってくるんだって。アニメの脚本でも、その面白さがしっかり出ていると思います」

鬼頭「新入生が入ってきて、学校全体の空気もかなり変わったなと思います。しかも、その新入生たちが本当に個性の強い人ばかりで(笑)。一方で、私たち2年生側のキャラクターも、最初に始まった頃とはかなり変化していて、今まで見えていなかった面がどんどん見えてきています。鈴音も、入学当初からは考えられないくらい人として成長していると思いますし、綾小路も、知れば知るほど恐ろしい人だなという輪郭がはっきりしてくる。そんな中にまた新1年生が入ってきて、さらに物語がどう動いていくのか。まさに新しい風が吹いた感じがしました」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――新1年生は本当にキャラが濃いですよね

千葉「綾小路(清隆)や堀北(鈴音)って、いわゆる先輩風を吹かすタイプじゃないと思うんですよ。だからこそ、後輩が来たというより、対等に変な人たちが来たみたいな感覚があって(笑)。こちらが想定していた新入生像とは全然違う角度から来たなという印象でした。普通に学校へ通ってきた人なら、新入生ってこういう感じだよなとか、不良でもこのくらいのイメージかなとか、ある程度予想がつくと思うんですけど、綾小路はそういう感覚とも違う。ホワイトルーム出身ということもあって、より新鮮に映っているのかもしれないですね」

鬼頭「最初からホワイトルームの刺客がいるという話があるので、もう本当に全員怪しく見えるんです(笑)。みんな癖が強いし、何か裏があるんじゃないかって思わせてくる。そういう前提があるからこそ余計に怪しく見える部分もあるとは思うんですけど、それにしても一人一人のインパクトがすごいです」

千葉「これまでの人たちって、実は素直だったんだなとすら思わされるというか(笑)。1年生を見て初めて、『これまでの面々のこと、だいぶ分かってきてたんだな』と感じました」

――新1年生の登場によって、既存キャラクターの新たな一面も見えてきますよね

千葉「そうですね。たとえば龍園(翔)の入学前の話とか、武勇伝として聞いていたようで、ちゃんとは聞いていなかった部分も見えてきて。本当に中学から今の彼だったんだな...と、そういう再認識もあります」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――お二人は綾小路と堀北を長く演じてきましたが、それぞれのキャラクターはどんな存在になっていますか?

千葉「かなりメタな話をすると、1期の頃って、自分もまだ"どういう声優なんだろう"と思われていた時期だったと思うんです。だから、綾小路のあの棒読みとも取られかねない話し方に対して、『これは何なんだ?』って反応もあったと思うんですよ。でも、自分のキャリアを重ねる中で、その見え方も変わってきた気がしていて。静かだけど全能感がある主人公って、今見てもやっぱり珍しいんですよね。流行りに乗った主人公像じゃなくて、『よう実』のバランス感があったから成立したキャラクターなんだなって、今になってより強く感じます」

鬼頭「私も、この仕事を始めたばかりの頃にいただいた役を、こうして10年近く経った今も演じ続けられているのが本当にありがたいなと思っています。しかも、ずっと観ていますとか、次のクールも楽しみにしていますって、いろんな方に言っていただけることが増えて、長く愛されている作品に関われていること自体が、すごく幸せなことだなと感じています」

千葉「むしろ最近のほうが、『よう実』の話を人からしてもらう機会が増えた気がします。後輩からも『観てます』って言われたりして、それがすごく嬉しいですね」

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