当時10代の夏帆岡田将生の演技がみずみずしい!田舎町で繰り広げられる少年少女の恋模様を描く「天然コケッコー」

「天然コケッコー」(衛星劇場)
「天然コケッコー」(衛星劇場)

2022年の10月から12月にかけて放送されたドラマ「silent」で聴覚障がいを持つ女性を演じ、迫真の演技が高い評価を得ている夏帆。2015年に公開され、綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずと共に4姉妹の役を演じた映画「海街diary」では日本アカデミー賞の優秀助演女優賞を受するなど、着実にキャリアを重ねている。

そんな夏帆が16歳の時に初主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したのが映画「天然コケッコー」。原作は1970年代後半に少女漫画に新しい風を吹き込んだ、くらもちふさこ。監督は「オーバー・フェンス」や、綾野剛主演の「カラオケ行こ!」なども手掛けた山下敦弘。監督曰く、本作に夏帆を起用したのは、オーディションで戸惑っていた様子が主人公・そよのイメージに合っていたからだという。

三つ編みに制服姿で田舎町の少女を演じる夏帆
三つ編みに制服姿で田舎町の少女を演じる夏帆

(C)2007「天然コケッコー」製作委員会

本作の舞台は自然豊かな島根県の田舎町。全校生徒がたった6人の分校に東京から転校してくる大沢広海を当時18歳でデビュー間もない岡田将生が演じている。美しい花が咲き、移り変わっていく季節の中で、ご近所さんはみんな知り合いという小さな町。その町で淡い恋をする、そよと広海の二度と戻らない時間を鮮やかに切り取った本作。夏帆と岡田が見せる表情にキュンとさせられる。

■思春期真っ只中の少年少女を演じる夏帆と岡田のみずみずしい演技

小学1年生から中学2年生までの6人の生徒が1つの教室で学んでいるという小さな学校に転校してきた中学2年生の広海は、そよにとって初めての同級生。床屋も郵便局も1つしかなく、病院もない小さな田舎町で暮らすそよにとって、東京から転校してきた広海は異質な存在。かっこいいと思いきや、そっけない態度に幻滅するものの、夏休みに学校のみんなと海まで歩いていった時に線路で転び、電車が来る寸前に広海に助けられたことをきっかけに徐々に惹かれていく。

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放送情報

天然コケッコー
放送日時:2023年2月3日(金)20:30~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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