志尊淳×仁村紗和「10回切る過程にこそ物語がある」ドラマ『10回切って倒れない木はない』に込めた不屈の精神

俳優

――今回の役柄について教えてください。志尊さんはミンソクという人物をどう捉えていますか?

志尊「ミンソクは7歳まで日本で暮らしていましたが、事故で両親を亡くし、韓国の財閥の養子として引き取られました。言語も文化も違う環境で自分を形成しようとしましたが、養父の死をきっかけに居場所を失ってしまい、23年ぶりに日本に戻ってくる...。自分の想いをうまく言葉にできない、抑圧された環境で生きてきた人です」

「10回切って倒れない木はない」
「10回切って倒れない木はない」

(C)日本テレビ

――仁村さんが演じる桃子は、どのような女性でしょうか?

仁村「桃子は町の診療所の医師。患者さんに対して一人の『人』として誠実に接する女性です。彼女自身も過去につらい経験をしているからこそ、人の痛みがわかる。周囲をポカポカと照らす『ひだまり』のような存在だと思っています。私自身も、彼女のポジティブなパワーをもらいながらお芝居をしていきたいです」

「10回切って倒れない木はない」
「10回切って倒れない木はない」

(C)日本テレビ

――ミンソクが桃子の病院を訪れ、2人は運命的な恋に落ちます。お互いのどういうところに引かれていくのでしょうか?

志尊「ミンソクと桃子は両親が亡くなっているという共通点はありますが、お互いの人生は全く違うベクトルで進んでいて、そんな中で出会い、やっぱり自分にはないところに引かれていくんでしょうね。でも、たとえ台本にそう書いてあったとしても、お芝居で僕がミンソクとして生きてみて、桃子に相対したときに感じることが『本物の感情』だと思います」

仁村「ミンソクの境遇は、こちらの胸が痛くなるほど大変で、家庭環境に縛られていいますよね。桃子にも抱えている事情がありますが、彼女は自分の思うように生きているように見える。そういう桃子の素直な人間性は魅力的かなと...。でも、どうやって恋に落ちるのかは、まだ私たちも分かってないところが多いんです」

志尊「こういう運命的な恋があるかどうかというと、これまで生きてきて、いろんな出会いがあって、運命ってすごいと思ったことはあります。でも、運命というものは『きっかけ』であって、相手を好きになる『理由」ではないとも思います」

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