ゆず、『心音』特番で明かした制作秘話 楽曲「日替わり定食」にちなんだ料理企画にも挑戦!

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ゆずが出演するスペースシャワーTVの特別番組「V.I.P. ―ゆず―」が放送される。初回放送は3月27日22時から、リピート放送は4月10日23時から予定されている。

同番組は、3月11日にリリースされたオリジナルアルバム『心音』を記念した特別番組で、料理企画とロングインタビューを通して、ゆずの"今"と"これから"に迫る内容となっている。進行役には芦沢ムネトを迎え、北川悠仁と岩沢厚治の2人が、アルバム収録曲「日替わり定食」にちなんだ料理企画「定食屋ゆず」に挑戦するほか、『心音』の制作背景やライブへの思い、さらには30周年イヤーに向けた展望についてもたっぷり語られている。

エプロン姿でおにぎり作りに挑戦する北川悠仁
エプロン姿でおにぎり作りに挑戦する北川悠仁

料理企画では、エプロン姿になった北川悠仁と岩沢厚治が、アルバム収録曲「日替わり定食」にちなんで肉豆腐作りに挑戦した。制限時間は15分。さらに、おにぎり作りにも取り組むことになり、スタジオはスタートからにぎやかな空気に包まれる。岩沢が「料理はまったくしない」と明かす一方で、北川は「多少できる」と話し、過去に岩沢へラーメンを振る舞ったことがあるというエピソードも披露。調理を進める中では、2人の息の合ったやりとりや、時折飛び出す軽妙な掛け合いも見どころとなっており、普段の音楽活動とはまた違った、自然体の魅力をのぞかせていた。

収録では、調理の合間に北川と岩沢が軽快なやりとりを繰り広げ、スタジオを和ませる場面が続いた。時折ギャグも交えながら進行する一方で、トークではバイト時代の思い出や、路上ライブをしていた頃によく通っていた中華料理店の話題も飛び出すなど、ゆずの原点を感じさせるエピソードも次々と明かされる。長年活動をともにしてきた2人ならではの自然な掛け合いが印象的で、料理企画は終始なごやかな雰囲気の中で進んでいった。

豆腐をカットしている岩沢厚治
豆腐をカットしている岩沢厚治

そんな和やかな空気の中で完成した料理は、最後にはスタッフにも振る舞われた。北川は「手頃でこんなに簡単にできるんだっていうのと、2人で一緒にやれたのが思い出になりました」と笑顔を見せ、岩沢は「思いの外おにぎりに苦戦した」と振り返る。何気ない一言ではあるが、こうした感想からも、今回の企画が単なるアルバムの宣伝にとどまらず、2人自身にとっても印象深い時間になったことが伝わってくる。

一方、アルバム『心音』を深掘りするロングインタビューでは、キャリア初となる"全曲新曲"のオリジナルアルバムとなった理由についても語られた。北川は「今しかできないこと、いま本当に強く思っていることだけを凝縮したアルバムを作ったらいいんじゃないかと思った」と、自身の思いを明かす。節目を前にしたタイミングでありながら、過去を振り返るのではなく、"今のゆず"をまっすぐ作品に落とし込もうとしたことがうかがえる場面となっていた。

また、タイトル曲「心音」が生まれた経緯についても語られ、北川はコンサートツアー後に健康診断を受けた際、「心臓ってゆずみたいだなと思い始めて」と感じたことを明かした。自身の身体感覚を起点に楽曲のイメージが膨らんでいったというエピソードは印象的で、『心音』という作品の核にある思いが垣間見える場面となった。これに対し、岩沢は「どの曲も等身大だと思う」とコメント。アルバム全体に通じる実感のこもった表現が、この一言からもうかがえた。

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