水瀬いのりが「五等分の花嫁」第1期の思い出を告白！花澤香菜に見守られてドキドキ

――第2期では五つ子の風太郎への恋心がさらに深まっていきますが、彼女たちの変化についてどう思われますか？

「五つ子はみんなそれぞれの速度で走っているんですけど、目指す先が同じなのか、それとも違うのか。特に三玖は、五つ子の中で一番に自分の気持ちに気づいたこともあって、すごく風太郎に対してアプローチを積極的にしていくんですが、とても変わったなと思います。一方、二乃はここでついに火を噴くというか(笑)。それに対して五月がどう動くのかも見どころだと思います。五つ子は1人1人性格が違うわけで、風太郎に対する思いにも違いがありつつ、彼への感謝の気持ちはすごく持っていると思うので、第２期はそういった部分にも注目してほしいですね」

――風太郎に対する五つ子の恋心のように、「最近深まったな」と感じるものがありましたらお聞かせください。

「自分への理解ですかね。自分への興味が少しずつ出てきたような気がします。今までは自分に対して、あまりこだわりのないままに生きてきたんですけど、最近は『こういうお洋服好きかもしれない』みたいなことに意識が向くようになりました。最近は特におうちで過ごす時間が増えて、お仕事をしていない時の自分を見る時間が長かったので、ひょっとしたらみたいな発見があって、コスメや入浴方法を新しくしてみたり、25歳から始める美容みたいな(笑)。未来の自分を構築するための知識を深めました」

――「中野家の五つ子」として、皆さんが歌唱している主題歌「五等分のカタチ」についての感想をお聞かせください。

「当たり前ですけど、第1期がなければ歌えなかった楽曲ですね。歌詞に込められた五つ子の思いが、原作を読んでいると明るい曲調なのにもかかわらず、どうしてこんなに切なく聴こえてくるんだろうと思います。アニメをご覧の皆さんも、第1話で聴くオープニングと最終話近くで聴くオープニングとでは、歌詞の重みが変わってくるのではないかなと。五つ子のことを思えば思うほど切なくなる歌詞で、各キャラクターの短いセリフの中にもしっかりと込められています」

――最後に、放送を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。

「まずはお待たせしましたという感じですが、2021年が始まって新しい年にふさわしく、この5人が帰ってきました。思春期の女の子特有の変化や、好きだけど譲れない部分があるという気持ちなど、五つ子の心理も追いつつ、それぞれの恋路や人生、未来を見据えるような物語が第2期では描かれます。皆さんも中野家の五つ子の揺れ動く恋心に振り回されつつも、温かく見守ってくださると嬉しいです」

文＝中村実香

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