鈴木おさむが今後のバラエティを予想!声優のテレビ出演増加の背景とは?

昨今、地上波では声優がバラエティにゲスト出演する機会が増加。配信バラエティやCSオリジナル番組でも特番が増えてきている。その背景について鈴木さんに尋ねた。

今後、声優が出演する番組は本格的に増えてくるだろうと予想している鈴木さん。

「僕が担当する『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)が半分、声優バラエティになり半年が経っています。'17年に『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』という番組をやった際、非常に視聴率が良かった。しかも深夜ではなくゴールデンでの放送です。その時は山寺宏一さんが1位で、視聴者の方々は声優さんの声の使い分けのすごさ..."技"を見たいのだと感じました。かつては『あのキャラの声を担当している○○さん』という扱いでしたが、今はより職人さん的な感じに。実際、テレ朝公式YouTubeチャンネルでも山寺さん、関智一さんの声の使い分け動画が約300万再生以上を記録しているのです」

そこでここ数年、鈴木さんは声優を使ったバラエティを作り続けた。例えば「林修の今でしょ!講座」の声優特番や、「キスマイ魔ジック」(共にテレビ朝日系)の1コーナーなどだ。その背景には番組評価が世帯視聴率から個人視聴率へ変わり、見逃し配信の再生数も大事となったメディアの変化もあるという。

「アニメは昨今、深夜帯などで放送されています。視聴率も世帯視聴率で1%程度。ずっとサブカルチャー扱いをされていたのですが、例えば『鬼滅の刃』『新世紀エヴァンゲリオン』を見れば分かる通り、集客数がサブカルチャーの枠を超えているんです。同時に視聴率が世帯から個人に変わったことで、テレビに人気者を出せば数字が取れると思っていたものが、実は蜃気楼にすぎないということが制作側も分かってきた。動画や見逃し配信の再生数を見ても明らかです。その中で声優さんのコンテンツは再生数も良いのです」

そんな鈴木さんが手掛ける「声優パーク建設計画VR部」(テレビ朝日系)が3月にスタートした。関智一とぺこぱをMCに迎え、芸人の漫才に声優がアフレコをするなどしているが、鈴木さんは「今後、声優さんを使った番組はますます進化すると思います。可能性のあるコンテンツになるでしょう」と予言する。バラエティに限らず、声優同士が語り合う声優トーク番組についても「アニメ制作の裏側を知ることができる。情報番組としても良いですね」と注目している。将来、声優がテレビの最先端になる日が来るかもしれない。

日本のアニメを支えてきた声優が1対1でお酒片手に本音を語る大人のトーク番組「声優のホンネ」

©東北新社

蒼井翔太と西山宏太朗によるシチュエーションバラエティ「帰ってきた翔太さまと 執事西山のオタワムレ」

すずき・おさむ●'72年4月25日生まれ、千葉県出身。放送作家として多くの番組を手掛ける。

取材・文=衣輪晋一

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放送情報

声優のホンネ 神谷明×千葉繁
放送日時:2021年5月10日(月)3:40~
チャンネル:ファミリー劇場
※5月16日(日)に「島本須美×三ツ矢雄二」、5月23日(日)に「井上和彦×堀内賢雄」を放送

帰ってきた翔太さまと執事西山のオタワムレ
放送日時:2021年5月30日(日)21:00~
チャンネル:フジテレビTWO

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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