伊野尾慧の立体的で深みのある演技力...俳優としての魅力が詰まった「准教授・高槻彰良の推察Season1&2」

俳優

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(C)2021 WOWOW/東海テレビ

アイドルでありながら俳優としても活躍する伊野尾慧。ツンデレの天才ゲームクリエイターを演じた「50分間の恋人」(2026年、テレビ朝日系)や妻を亡くして悲しみの中にいるCMクリエイターを演じた「パラレル夫婦 死んだ"僕と妻"の真実」(2025年、フジテレビ系)など主演作が絶えない。

そもそも"かわいい"を武器にバラエティー番組で活躍していた伊野尾。そのキュートなミルクフェイスはもちろんのこと、意外としっかりとした言動などギャップが魅力で多くの人から愛されている。

そんな彼のハマり役と言われているのが、単独での連続ドラマ初主演となった「准教授・高槻彰良の推察」(2021年、フジテレビ系)。人気のライトノベルが原作で、怪異現象を理論(民俗学・心理学)で解明するストーリー。伊野尾演じる高槻彰良とアイドルとは思えないほどオーラを消した神宮寺勇太が演じる深町尚哉が凸凹コンビを組んだことでも話題を集めた。

■アイドルとしても活躍する伊野尾が上品に大学准教授を演じる

伊野尾慧のアイドルとしての顔と、本作での准教授役のギャップを感じてみてほしい!
伊野尾慧のアイドルとしての顔と、本作での准教授役のギャップを感じてみてほしい!

(C)2021 WOWOW/東海テレビ

一度見たことは決して忘れない"絶対記憶能力"を持つ民俗学が専攻の大学准教授・高槻彰良(伊野尾)と出会った大学生・深町尚哉(神宮寺)。彼は幼少時代に怪異を体験したことにより他人の噓を見抜くという"呪われた能力"を身につけていた。高槻とともにさまざまな怪異現象を追うことになった尚哉は、人を避けて暮らしていた自分から脱却し、"呪われた能力"を持つきっかけとなった「青いちょうちんの盆踊り」を探すことに。そんな中、高槻にも大きな秘密があることが分かる。

"呪われた能力"を持ったことから傷つき、自分を偽って孤独に暮らしてきた尚哉が高槻と出会うことにより人間として成長していく物語。同時に、常に前向きな彰良の過去も少しずつ明らかになり、Season2のラストには高槻が"絶対記憶能力"を持つようになったきっかけである"神隠し"の謎について迫っていく。

伊野尾演じる高槻彰良は、20代前半のような見た目と柔らかな物腰から学生に間違われるほどキュートな印象を与えつつも、若くして准教授になった秀才で話し始めると知的で落ち着いた印象を与える人物。怪異についていつも探っているため、不吉な出来事に遭うと「素晴らしい!」と相手の気持ちを考えずに目をキラキラとさせてハイテンションになる変人の要素もあるなど、どこか現実離れをした魅力も持ち合わせている。

■伊野尾は立体的で深みのある人物を作り出した

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