海外ミュージシャンも支持する"マンウィズ"ことMAN WITH A MISSIONの確かな実力

2010年、音楽シーンに突如として姿を現し、瞬く間にブレイクを果たした5人組ロックバンド"MAN WITH A MISSION"(以下、マンウィズ)。今年2月9日(日)に結成10周年を迎える彼らだが、未だにその実態は多くの謎に包まれている。

そんな彼らの"真実"に迫るドキュメンタリー映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』(2月14日公開)を間近に控え、スペースシャワーTVでは特集「MAN WITH A MISSION 10周年記念企画『スペシャ冬のガウ祭り』」内で、撮り下ろしの特番「MAN WITH A "10th" MISSION 爆誕祭 -TRACE the HISTORY公開直前SP-」が2月13日(木)に放送される。10年という歳月の中で、唯一無二の個性を構築させていった彼らの軌跡をひも解いてみた。

頭は狼、体は人間という奇抜なビジュアルや"南極での氷漬けから目覚めた究極の生命体"といった設定が話題を呼び、インディーズデビューのわずか1年後にメジャー進出する凄まじいスピードでブレイクしたマンウィズ。日本武道館をはじめとする日本各地でのワンマンライブを即日完売させるほど抜群の人気を誇っている。

そのユニークさもさることながら、彼らをスターに押し上げた要因は高い演奏力があってこそだ。NIRVANAやThe Smashing Pumpkinsといった90年代のグランジ、オルタナティブロックを根底に、パンクやニューメタルといった様々なジャンルから影響を受けたというマンウィズは、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、DJという構成で、その多岐にわたる音楽的バックグラウンドを彼らのDNAとミックス。ヘヴィなギターリフとデジタル音をベースにしたスケールの大きいサウンドに、時にラップを絡めたりと、スタイリッシュな世界観を構築している。

彼らの音楽性を語る上で外せないのが高い海外での人気だ。これまでもONE OK ROCK、Crossfaithなど日本のヘヴィなサウンドを奏でるアーティストは海外で高く評価されてきたが、マンウィズも同様。2012年に早くも全米ツアーを敢行すると、2014年にはアメリカでメジャーデビューを果たし単独の北米ツアーを実施。その後もアメリカのみならず、ヨーロッパツアーや、イギリスの「レディング・フェスティバル」への出演など活躍の場を世界に拡大させてきた。

国内外のツアーを通し、Rise Against、Jimmy Eat World、STONE SOUR、Enter Shikariといった名だたるアーティストたちとステージを共にしてきたマンウィズだが、ギターのJean-ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)は、Foo Fightersからの要望でフジロック・フェスティバルのステージに飛び入り参加したことも。さらにFall Out Boyのフロントマン、パトリック・スタンプと楽曲「86 Missed Calls feat. Patrick Stump」を共作するなど、海外のミュージシャンたちからも支持を集めているのだ。

そんなマンウィズ初のドキュメンタリー映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』は、10年に渡り彼らを追い続けたアメリカ人音楽ジャーナリストのカール・クーパーによるメンバーや関係者へのインタビューに加え、潜入取材した記録から彼らの謎多き素顔に迫っていく...というもの。1月16日に解禁されたばかりの予告編では、"ついに明かされる狼たちの素顔"とテロップが出ていたが...果たして?

虚実が曖昧なストーリーで関心を引き、確かな実力で心を掴む――そうして世界で活躍するモンスターバンドにまで成長したMAN WITH A MISSION。世界トップのラウド系のアーティストが集う「KNOTFEST JAPAN 2020」の出演も決まっており、10周年イヤーもその勢いのまま駆け抜けていくことだろう。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

MAN WITH A "10th" MISSION 爆誕祭 -TRACE the HISTORY公開直前SP-
放送日時:2020年2月13日(木)21:00~
チャンネル:スペースシャワーTV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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